7月豪雨から1年

一昨日の中継は、令和2年7月豪雨から1年経った
小国町の杖立温泉からお伝えしました。

杖立川を挟んで両側に旅館が立ち並ぶ杖立温泉。
川の氾濫や土砂崩れによって大きな被害が出ましたが、
地元の商工会や企業の方のボランティアによって、復旧しました。

新しくできたものもあります。

「蒸し場」です。

温度が98度ある杖立温泉の源泉の蒸気を使って、食材を蒸すことができます。
食材は持ち込みOK、近くの観光案内所や自動販売機で購入することもできますよ!

県の宿泊助成事業も始まり、これから夏休みシーズンにも入っていきます。
利用することで支援していけたら良いなと思います。

 

そして、中継とは別で、
7月4日に人吉球磨地方に行ってきました。

まずは、リニューアルオープンした
球磨川くだりの「HASSENBA」に!

球磨川くだりやラフティングの受付だけでなく、
おしゃれなカフェやバー、県南地域の物産品を扱うお店など、
魅力盛りだくさんの施設です♪

実はこの日、休日だったのですが、
福居さんが一緒に行こう!と誘ってくれました。
私の同期でテレビ制作部の堀田さんも一緒に行きました。

お昼は九州パンケーキカフェで!
私は、九州パンケーキの食べくらべ3種セットをいただきました。
もちもちとした食感で美味しかったです。

カフェのテラス席からは球磨川が見えます。

この川が氾濫して大きな被害をもたらしたことが想像もつかないほどに、
穏やかな流れでした。

その後、球磨村渡地区にも行きました。

実際に現地を歩いてみると、
取り壊されている家の中に
食器や椅子、布団など、生活を感じられるものがたくさん転がっていました。
どなたかが住んでいた大切なお家の現状がこうなのだと思うと、
言葉にできない気持ちになります。

 

1年経って復旧が進んだ部分、進んでいない部分、さまざまだと改めて感じました。

これからも、取材や私生活で、
人吉球磨地方を訪れて、見て、感じて、
そして発信していけたらと思います。