電話応対コンクール

企業の電話応対担当者の応対技術を審査する

2016年度電話応対コンクール県大会が、先週熊本市で行なわれた。

審査は、県内の民放局のアナウンサー四人と話し方教室の講師二人で行なう。

 

今年は、県内企業から女性51人、男性4人の55人が出場した。

その結果、大同生命保険熊本コ-ルセンターの宮本真紀さんが初優勝を果たした。

宮本さんは、3年前に準優勝、去年は4位と上位の常連だが、いつも成績発表の際、

悔しさをあらわにし、この大会に並々ならぬ情熱をむき出しにする「熱い女性」だ。

 

それだけに、今年の成績発表では喜びを爆発させた。

「これまでは本田さんをはじめ、審査員の皆さんを嫌いになりそうでしたが、

今は大好きです!」と、宮本さんらしい言葉で挨拶すると、会場は爆笑に包まれた。

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ところで、今年の審査で審査員が一様に顔を曇らせたシーンがあった。

それは、55人の選手の中で、「3分」を「さんふん」と発音した選手が、実に7人もいたことだ。

言うまでもなく、これは「さんぷん」と発音する。しかし、最近の若者の中で、3分を「さんふん」、

4分を「よんふん」と発音する人が急激に増えているのを日々実感する。

 

もちろん、最近改訂された最新のアクセント辞典の巻末に載っている「数詞の読み方一覧表」にも、

「さんぷん」「よんぷん」と明記されている。

でも、この勢いからするともしかしたら、次の改訂では「さんふん」「よんふん」が

認められる可能性も考えられる。恐ろしい。