玉名で初・今年初のホームゲーム

バスケットボール B2西地区首位のヴォルターズは、
20日(金)と21日(土)の第15節、玉名市総合体育館に
中地区最下位のバンビシャス奈良を迎えて、今年最初のホーム2連戦に臨みました。

20日(金)の1戦目。
ヴォルターズは、気持ちの部分で「構えてしまった」といいます。

試合開始から積極的に走り、攻勢をかけてきた奈良に対して、
守備が後手に回り、得点を重ねられ、
第1クォーターだけで、大量31点を失います。

それ以降、ヴォルターズも素早い攻撃を仕掛て追いすがり、
第3クォーター終了時点で67対67と、一旦は同点としますが、
序盤で失った主導権を取り戻すことはできず、97対86で敗れました。

21日(土)の2戦目では、前日の反省を生かし、
序盤からきっちりと、そして厳しく守備をします。
守備が機能すると、攻撃にもリズムが生まれるのが今シーズンのヴォルターズ。

この日、キャプテンの小林慎太郎選手の
3ポイントシュートが冴え渡り、9本のうち6本を成功させます。
また、レジナルド・ウォーレン選手がチーム最多の22得点。
この2人を中心に得点を重ね、92対85で勝利。
前日の借りを返し、奈良との対戦を1勝1敗としました。

これで、B2のレギュラーシーズン60試合のうち、半分の30試合を終えました。
ヴォルターズは、通算24勝6敗 勝率.800
ライバルの島根や広島に勝率で並ばれたものの、
直接対決の成績や得失点差で上回り、西地区首位をキープして後半戦に入ります。

シーズン後半に向けて、保田尭之ヘッドコーチは、
「常に競争心はしっかり秘めながら、戦っていかないといけない。
それは練習中から見せていかなといけない」と、
決して受け身にならず、チャレンジャーであり続けなければならないと説きました。

そして、キャプテン・小林慎太郎選手は、
「復興はもちろんのことですけど、熊本の応援してくれる人たち、
全国のヴォルターズを応援してくれる人たち、仲間のため。
やはりそういうのをもう一回強く持って、プレーしていかないといけない」と、
自分たちが何のために戦っているのかということを、改めて噛み締めていました。

一度は存続の危機に陥ったチームが甦り、
リーグ戦を折り返したところで地区の首位を走っています。
その姿は、私たちに元気や勇気を届けてくれます。

第16節は、今月28日(土)と29日(日)、
アウェイで、東地区5位の茨城ロボッツとの対戦です。
シーズン後半戦の始まりも、ぜひ白星を!!

Let’s Go VOLTERS!!