“ 助ける人 ” になる

ノーメイクで仕事していたら、「 福居さんの席は どこですか? 」 と真顔で聞かれました。

ここにいます、福居万里子です。

マスクもしていたとはいえ・・・あんまりじゃないですか。

 

すこし前のお話になりますが、大阪・兵庫に行ってきました。

【 JNNアナウンサー災害報道研修会 】 に参加するためです。

文字通り災害報道について学び・考えるものでして、系列各局のアナウンサーたちと2日間をともに過ごしました。

巨大地震について学び

実際にスタジオに入り、大きな地震を想定した訓練も。

 

災害時、被災地や周辺地域で どんなことが起きるのか?

命を守るために、放送局は何を呼びかけ、伝えるべきなのか?

アナウンサーとして、災害への備えは十分か?

 

学べば 学ぶほど、考えれば 考えるほどに、

「 災害報道に “ 100点満点 ” なんて あるのだろうか 」 と 感じます。

けれど、限りなく そこに近づけるよう、改めて気を引き締める時間となりました。

( MBSのスタジオにて )

 

それから、以前このブログでもお話しましたが、「 火の国ぼうさい塾 」に参加してきまして、専門家の講義や災害図上訓練、救急救命措置講習を経て、筆記試験を受けました。

そして、このたび合格し 防災士として認められました。

 

【 防災士とは 】

防災士資格は民間資格であり、特定の権利が得られる、もしくは行動が義務付けられるということはありません。

平常時は地域・職場での防災啓発や訓練を実施し、必要に応じて防災講演、災害図上訓練、避難所訓練などでリーダー役を果たすとともに、自主防災組織や消防団の活動に積極的に参加します。

災害時は避難誘導、初期消火、救出救助活動や被災地支援にあたります。

( 日本防災士機構ホームページから要約 )

 

“ 助けられる人 ” から “ 助ける人 ” へ。

 

“ 合格して終わり ” ではなく、これからもみなさんと一緒に 災害への備え について考えていけたらと、気持ちを新たにしています。

よろしくお願いします!

 

~ おまけ ~

防災士認証登録をするために、証明写真を撮りました。

メイクばっちり。

これなら、いざというときに防災士証を見せても 「 誰ですか?」 とは言わせません。