J2復帰を目指す戦い始まる

3月10日(日) J1、J2の開幕からおよそ2週間。
今シーズンはJ3で戦うロアッソ熊本のリーグ戦の幕が上がりました。

開幕戦の相手は昨シーズンJ3で10位のAC長野パルセイロ。

パルセイロが前線からのハイプレッシャーでペースを握り、さらには先制するという流れで、
ロアッソは追う展開の試合となりました。

それでも、今季新加入のFWが開幕黒星の危機を救いました。

後半34分に、9番・原一樹選手が相手DFラインの背後に飛び出して倒され、PKを獲得。
これを自ら決めて同点とします。

その後、後半41分に、見事なボレーシュートを決められて勝ち越されますが、
その2分後には、またしても原選手が、お返しと言わんばかりに
コースを狙った技ありボレーで再び追い付きます。

そして、このロアッソの得点に結びつくラストパスを出したのは、どちらも、FW三島康平選手。
後半途中出場で、直接の得点こそなかったものの、いわゆる“得点に絡むプレー”をしました。

2得点の原選手も、
「三島選手の位置取りからボールが出てくる場所を予測しながら
仲間を信じて走ったら、やはりボールが来た」と語ります。
それを確実にゴールに結びつけるのが原選手の真骨頂なのでしょう。
昨シーズンまでは北九州や讃岐に所属し、対ロアッソは11試合で5ゴール。
「ロアッソキラー」だった原選手は、今年から「心強い点取り屋」です。

「得点王を目指す」と公言した原選手のゴールが、
ロアッソのミッションである1年でのJ2復帰の原動力となるはずです。

きょう、16日が、第2節(vs藤枝MYFC)
そして、24日の第3節は、カマタマーレ讃岐をホームに迎えます。