女子ハンドボール世界選手権は、明日、明後日の二日間を残すのみとなりました。
我らがおりひめジャパンは、昨日のメインラウンド最終戦で、
ルーマニアに37-20の大差で勝ち、記念すべき大会を(24チーム参加となって以降)過去最高の10位で終え、有終の美を飾りました。
連日、日本戦が行われたパークドーム熊本にはたくさんのファンが訪れ、
この試合も4000人の観衆が最後まで声を枯らして熱い声援を送り続けました。
その応援をリードしていたのは、ゴール裏に陣取った地元オムロンの選手たちです。
キャプテンの吉田起子(ゆきこ)選手と白石(しろいし)さと選手は
試合中ずっと立ったまま太鼓を叩き続け、シーズン中はお互い敵味方で戦うおりひめたちを
勇気付けていました。吉田選手も白石選手も代表に名を連ねたことがあり、
今大会も日の丸を付けてコートに立つことを夢に見ていた選手のひとりです。
「次はあの舞台で」。私には彼女らのそんな心の声が聞こえてきました。
東京オリンピックまであと8ヵ月です。
頑張れ!おりひめ!次の主役は君たちだ!
大会は、明日13日が準決勝、明後日15日が3位決定戦と決勝です。