てなもんやサウンド笠 2012年6月9日放送分

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『星空のピアニスト』/リチャード・クレイダーマン
(ビクター VICP-70039)

オンエア曲:
「星空のピアニスト」
「渚のアデリーヌ(ピアノ・ソロ・バージョン)」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
リマスターの効果が絶大だと思える再発盤が時々リリースされて
驚いたり喜んだりするものだが、今日ご紹介するのもそういった一枚。
「ピアノの貴公子」と呼ばれてイージー・リスニングとしては異例の人気
を誇ったピアニスト、リチャード・クレイダーマンの音源が満を持して登場。
彼は権威あるパリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)を16歳にして
首席で卒業し、ポピュラー音楽の世界でスタジオミュージシャンとして
ピアノを弾いていたのだが、その秀でた才能が目に留まり、1976年に
「渚のアデリーヌ(Ballade Pour Adeline)」でシングルデビューを果たす。
西ドイツを手始めにスペイン・フランスでもヒットを記録し、その2年後の
1978年に日本でも彼のレコードがリリースされるととたちまち話題となり、
様々な楽曲が次々と番組テーマやCMなどで採用されることとなった。
そんな彼のオリジナルアルバム10枚が、紙ジャケット、最新リマスター、
そして高音質CD仕様(SHM-CD)という形でこのたび再発売となった次第。
澄み切ったピアノの音色、そして叙情豊かなオーケストラの響きが、
リマスターによって色鮮やかに再現されており、素晴らしい出来栄え。
人気アーティストだけあってこれまでにも数多くのベスト盤などがリリース
され続けており、そのカタログは膨大な量に及ぶが、今回の紙ジャケでの
リマスター盤は音質面から言っても「決定盤」であると言うことが出来る。
今日ご紹介したのはそんな彼のデビューアルバム「星空のピアニスト」。
まずはタイトルチューンである「星空のピアニスト」、続いて大ヒット曲
「渚のアデリーヌ」を今回敢えてピアノ・ソロ・バージョンでお聴き頂いた。