てなもんやサウンド笠 2013年2月2日放送分

『新盛り場ブルース』/里見洋と一番星
(P-VINE PCD-25139)

オンエア曲:
「長崎は今日も雨だった」
「霧の摩周湖」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
かつてグループサウンズが音楽シーンを席巻していた時期、
そのブームに翳りが見え始めると、あるグループは解散し、
新たなグループ結成に動いたり、ソロ活動に転じたり…。
そういう中にあって、グループの音楽性をガラリと変えて
生き残りを図るケースもあった。今日ご紹介したグループ
「里見洋と一番星」もそうしたタイプのGSバンドである。
彼らはもともと福岡の拠点に活動しており、広い意味で
「めんたいロック」のパイオニア。かつてはラテンバンド
「里見洋とロス・カンターノス」であったが、1967年の
デビューに当たり「レオ・ビーツ」と改名、ラテンロック
路線の楽曲を発表する。「レオ」は西鉄ライオンズに因む。
その後一旦ムードコーラスグループに変貌したあと、更に
ソフトロック路線の「ルートNo,1」となったがパッとせず、
いま一度音楽性の変更を図って辿り着いたのが、ロック・
アレンジを施した「ショッキング演歌」という新しい路線。
グループ名も心機一転「里見洋と一番星」となったのである。
そんな彼らが残した唯一のアルバムに、シングル曲ならびに
未発表曲までもボーナストラックに加えたCDが、紙ジャケ
仕様でこの度奇跡のリリース。時代のあだ花として登場した、
プログレの香り漂う「ショッキング演歌」をご堪能頂きたい。