てなもんやサウンド笠 2013年3月30日放送分

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『ニューヨークのミコ ニュー・ジャズを唄う』
/弘田三枝子、ビリー・テイラー・トリオ
(コロムビア COCP-35121)

オンエア曲:
「I’M COMIN’ HOME BABY」
「SUNNY」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
ミコちゃんこと弘田三枝子といえば、何と言っても持ち前の
パンチの効いた歌唱力が魅力の実力派シンガーである。
彼女は1961年、14歳の時にヘレン・シャピロの大ヒット曲
「子供ぢゃないの」のカバーでデビュー。その洋楽ポップス
路線、コニー・フランシスの「ヴァケイション」で紅白にも出場。
こうしてますます勢いに乗った彼女は1965年、日本人歌手として
初めてアメリカの「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に出場。
著名なジャズ・ピアニスト、ビリー・テイラーをバックに、見事に
ステージをつとめ上げたのであった。この際のアメリカ滞在期間に
制作されたのが、今日お持ちしたアルバム「ニューヨークのミコ
ニュー・ジャズを唄う」で、翌年の1966年にリリースされている。
上述のニューポート・ジャズ・フェスティバルでバックを務めた
ビリー・テイラーのピアノ、ベン・タッカーのベース、そして
グレディ・テートのドラムスと、当時の一流ミュージシャンを従えて
弱冠18歳の弘田三枝子が堂々とジャズを歌い上げるという
伝説の一枚が今回紙ジャケット仕様でCD化されるに至った次第。
今回はその中から、「I’M COMIN’ HOME BABY」「SUNNY」の
2曲をお聴き頂いた。巧いだけではない「歌心」に魅了される。