てなもんやサウンド笠 2013年4月13日放送分

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『Demis Roussos Top 100』/Demis Roussos
(Universal 5316737[輸入盤])

オンエア内容:
「Rain And Tears」/Aphrodite’s Child
「Forever And Ever」/Demis Roussos

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
お持ちしたのは、70年代から80年代をピークとしてヨーロッパを
中心に人気を集めたポピュラーシンガー、デミス・ルソスのベスト。
彼はギリシャ人。1967年、プログレ・ロック・グループ「アフロディテス・
チャイルド」を結成し、フランスを拠点に活動を開始し人気を得た。
このバンドで彼はベーシスト兼ヴォーカリストとして活躍。独特の細かな
ビブラートを伴った、ハスキーなハイトーンボイスが実に特徴的で、
一度耳にすると決して忘れられない印象的な歌声の持ち主である。
ちなみにこのバンドの楽曲の殆どはキーボード担当のエヴァンゲロス・
オディッセアス・パパサナシウによる。彼こそがのちのヴァンゲリスだ。
バンド解散後もデミスとヴァンゲリスのコラボは続き、お互いの楽曲に
頻繁に参加する関係だった。例えばヴァンゲリスによるサントラ作品
「炎のランナー」「ブレード・ランナー」にはデミスが歌で参加している。
とかくヴァンゲリスの知名度が先行しがちで、特に日本ではあまり名が
知られていないデミス・ルソスであるが、ヨーロッパにおいては記録的な
レコードセールスを記録した大スターである。彼のどの作品にも共通して
言えるのが、ギリシャ人としてのアイデンティティーに満ち溢れた音作り。
そんな彼の作品群を、一部アフロディテス・チャイルド時代の音源を含め、
CD5枚にまとめたベスト「Top 100」が海外のユニバーサルから発売。
リマスターを経て、ベールが一枚外されたような明瞭、新鮮な音となった。
その中から今日はアフロディテス・チャイルド時代の曲「Rain And Tears」と、
ソロ時代の代表曲のひとつである「Forever And Ever」をお聴き頂いた。