てなもんやサウンド笠 2013年4月27日放送分

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『文化を聴く~自作朗読の世界~』
(コロムビア COCP-36585~6)

オンエア作品:
「昨日より 他」/(朗読)与謝野晶子
「はじめの詩~汽車の窓にて~おわりの詩」/(朗読)西條八十

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
コロムビアより、往年の著名な作家・詩人・歌人たちが自作を
朗読しているという、大変貴重な音源をCD2枚に収録した
「文化を聴く~自作朗読の世界~」がリリースされている。
いずれもSPレコードの時代に録音されたものであり、まさに
老舗レーベルのコロムビアならではと思える企画であり、
歴史的資料としても一級品であることは言うまでもない。
収録されている作家陣は、北原白秋、萩原朔太郎、室生犀星、
佐藤春夫、高浜虚子、河井酔茗、釈迢空、堀口大學、斎藤茂吉、
坪内逍遥…等々、いずれも日本の文学界を代表する大家ばかり。
もちろん著名な文筆家ではあっても読み手としては本職ではない。
しかし自分の作品世界を「声」でどのように表現するかということは、
作者自身による「自作に対する解釈」を知る手掛かりでもある訳で、
彼らの声・息づかいから作品の「行間」までもが見えてくる思いだ。
本日はこのCDの中から、まずは与謝野晶子による短歌朗読を。
1938(昭和13)年、満59歳の時の録音である。続いては詩人にして
作詞家としても有名な西條八十による詩の朗読。こちらの音源は
録音年月日不詳となっている。なお、朗読のうしろに流れている
ハモンドオルガンの演奏は古関裕而によるものであるとのことだ。