てなもんやサウンド笠 2013年6月29日放送分

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『TPO1』/TPO
(ブリッジ EGDS-34~35[2枚組])

オンエア曲:
「Dawning」
「Camacho Preguicosa」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
TPOはシンセサイザーによる音作りをコンセプトとした、
5人のミュージシャンによって構成された音楽ユニット。
彼らをして「日本のアート・オブ・ノイズ」とも形容された。
サンプラーの元祖「フェアライトCMI」を日本で最初に
使用したグループとしても知られている。このサンプラーは
トレヴァー・ホーンがアート・オブ・ノイズやイエスの楽曲で
いち早く使用したオーケストラル・ヒット(オケヒット)、いわゆる
オーケストラの「ジャン!」という音で有名。一時期多用された。
1983年のデビューに際し、TPOは某レーベルの「CDデビュー
第1号」として他イベントと抱き合わせで大々的に売り出される
計画であったそうであるが、諸事情で白紙となり、実際は
同年にデビュー盤のLPとCD(それぞれ内容が少し異なる)を
ひっそりとリリースすることになったというエピソードを持つ。
このアルバム以降、メンバーはそれぞれの道に進むわけで
あるが、いずれも音楽の世界で大成していくことになる。
そんな知る人ぞ知る「シンセヒーロー」、TPOのデビュー盤
「TPO1」が、当時のLPとCDそれぞれの全曲と、発掘された
未発表曲を含めた完全版となってCD2枚組でこのたび復刻。
初期のシンセサイザーの魅力に満ちた一枚であり、メンバーの
「シンセが好きで好きで堪らない」という気持ちで溢れている。