てなもんやサウンド笠 2013年11月2日放送分

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『美空ひばり&川田晴久 in アメリカ 1950』
(コロムビア COCP-38151)

オンエア曲:
「三味線ブギウギ」/美空ひばり
「漫談」/川田晴久

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
伝説として資料の中でのみ語られてきた、美空ひばりと川田晴久
による1950(昭和25)年のハワイ及びアメリカ本土への巡業の旅。
この時の、カリフォルニア州サクラメントにおけるステージを収めた
ライブ音源がこのたび偶然に発見され、それがCD化となった。
その経緯は、まさに奇跡と言うほかない。カナダ在住の録音機材
コレクターが、ワイヤーレコーダー(鋼鉄のワイヤーに磁気で録音
する装置)用のワイヤーのリールを12本、ネットオークションで
たまたま落札したのが事の始まりだ。そこには日本語とおぼしき
歌声が収録されていたが、言葉が分からない中でそのコレクターは
ネット上の情報を頼りに、声の主が美空ひばりであるということを
突き止め、研究者に確認を依頼したことで世に出た貴重な録音だ。
誰が何のためにこのステージをワイヤーレコーダーに収めたのか
全く分かっていない。しかし録音の状態は驚くほど良好である。
この時美空ひばりはデビュー1年後の13歳。川田晴久は、戦前に
川田義雄の名で「あきれたぼういず」「ミルクブラザース」を結成し
人気を博したボードビリアン。「地球の上に朝が来る」でお馴染みだ。
今日はそのCDの中から、まず「三味線ブギウギ」。この曲は1949
(昭和24)年に芸者歌手・市丸が歌った服部良一作品。観客の日系
一世・二世へのサービスとして日本のヒット曲を披露したと思われる。
続いては何と川田晴久による貴重な漫談が収録されているので、
とても全尺は紹介し切れないがこれを時間の許す限りお送りした。