てなもんやサウンド笠 2014年3月1日放送分

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『Very Berry ~Best of Berry Lipman』/Berry Lipman
(カルチュア・パブリッシャーズ/ワーナー CPC8-5100)

オンエア曲:
「Blinky」
「The Girls From Paramaribo」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
60年代から70年代にかけては、イージー・リスニングが世界的に
大変なブームとなっていた。ポール・モーリア、レイモン・ルフェーブル、
パーシー・フェイスなどの人気オーケストラと並んで、ドイツの楽団と
してはベルト・ケンプフェルト、ジェームズ・ラスト辺りがよく知られている。
その中で、日本では決して認知度が高くはないものの、ドイツのイージー・
リスニング界で忘れてならないのがベリー・リップマン・オーケストラだ。
ベリー・リップマンは本名フリーデル・ベルリップ。幼くしてクラシック畑で
音楽を学び、大学では作曲を専攻した。卒業後に劇場の楽団員を経て、
アレンジャーとして活躍するようになる。やがてその才能が認められ、
ペチュラ・クラーク、シャルル・アズナヴール、ダリダ、フランソワーズ・
アルディなどといった人気歌手のアレンジを手掛けるようになった。
そんな彼が1967年に結成したのがベリー・リップマン・オーケストラ。
もともとジャズやラテン音楽を好んでいた彼は、ハーブ・アルパートや
バート・バカラックなどのサウンドに魅力を感じ、それらの影響を受けた
ラテンテイストの陽気でキャッチーな楽曲を数多く手掛けたのであった。
今日はそのベリー・リップマンの作品を21曲収録したベスト盤「Very Berry
~Best of Berry Lipman」の中から、まずはハーブ・アルパートの音作りを
彷彿させる「ブリンキー」、続いては彼の代表作のひとつに数えられる
軽快なナンバー「ザ・ガールズ・フロム・パラマリボ」をお聴き頂いた。