てなもんやサウンド笠 2014年3月22日放送分

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『The Criminal Trombone(トロンボーンの犯罪)』
/クリスティアン・リンドベルイ
(BIS[スウェーデン] BIS-CD-328)

オンエア曲:
「バッハ: 管弦楽組曲第2番ロ短調より バディネリ」
「モーツァルト: キラキラ星変奏曲」

※解説
まさいよしなりが今週ご紹介する音源はこちら。
トロンボーン奏者として世界随一の実力を持っていると
定評のある、スウェーデンのクリスティアン・リンドベルイ。
17歳からトロンボーンを始め、19歳にしてオーケストラの
プロ楽団員となったが、あくまでソリストになることを望み、
その武者修行をすべく20歳で楽団を離れたという早熟ぶり。
そうしてソロ活動を始めた頃に、スウェーデンのレコード会社
BISのオーナーが彼の才能に注目し、以来このレーベルを
中心に数多くのトロンボーンのソロ作品をリリースしてきた。
完全にフルタイムでソロのトロンボーン奏者として活躍して
いるのは、世界広しといえども現在彼だけであると言われる。
作曲家として、また指揮者としても精力的に活動しているが、
トロンボーン奏者としても今なお世界の頂点に君臨している。
ヴィルトゥオーゾとしてのスピードや正確さだけを売り物として
いるのではなく、叙情的でしなやかな、時にデリケートで時に
大らかな演奏をも得意としており、まさに変幻自在と言えよう。
そんな彼の音源は初期の作品も含めいずれもロングセラーと
なっているのであるが、その中から1987年にリリースされた
「The Criminal Trombone(トロンボーンの犯罪)」より2曲。
トロンボーンの魅力と可能性を再発見できる好盤である。