08/18 #不登校は不幸じゃない

今回の「HEROES!!」は
放送翌日の19日に行われるイベントで
中心的な役割を担う
成毛侑瑠樺(なるげ・うるか)さんにインタビュー。

笑顔がとても柔和で素敵な女の子です。

例年、夏休みが明ける9月1日は
若者の自殺者が多いとされています。
それを「0」にしたいという思いから
全国各地100か所での同時開催を目指し、
今年初めて行われるイベント、それが

「#不登校は不幸じゃない」

と題した今回のイベント。
発起人は約10年に渡り、不登校を経験。
定時制高校に入学し、3年生の時に起業。
地方創生の新たな仕組みを構築している小幡和輝さん。
うるかさんは、そんな彼の呼びかけに呼応し、
熊本での主催者として名乗りを上げたという訳です。

実際に、全国100か所で開かれることとなったこのイベント。
うるかさんが担当する熊本会場では
・不登校経験者の体験談
・保護者向け座談会・・・のみならず
プログラミングやイラストの体験講座などを行ううえに
出入りは自由、
会場が合志市のマンガミュージアムということもあり
疲れたらマンガを読みゆっくりすることを薦めるなど、
型にはめない、ゆるいイベントにしたいと語ります。

これは、うるかさん自身の
不登校の体験に通ずるものがあります。
自らを”我が強い”と評するうるかさんは
集団生活が苦手だったそう。
学校では、いやがうえにも求められる集団生活などに馴染めず、
小学3年生の時から不登校に。
その頃、自分で自分の存在を認められなかったといいます。
中学に入ると別室登校をしていたそう。
そこでのある先生との出会いが、
彼女を変え、自分を認めるきっかけとなり、
今後に向けた志に結びついているそうなのです。

その具体的な内容については、18日22時からの番組で。

「#不登校は不幸じゃない in くまもと」は
放送翌日の8月19日13時~
合志市の合志マンガミュージアムで開催。
詳しくはこちらのサイトで。
https://futoukoukumamoto.wixsite.com/home

9月3日月曜日の朝
夏休み明けの登校がもの凄く憂鬱な、あなた。
「登校」の1択しか無いということはありません。
「さもなくば命を絶つ」という2択ではもちろんありません。
「不登校」という3択目もあるし、
それは決して後ろ向きなことばかりでもありません。

積極的に不登校を薦めるものではなく、
あくまで「選択肢のひとつ」を提示するこの取り組み。
今回の放送、そして翌日のイベントで
それを少しでも分かってもらえたら、と思います。


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