#008 ミカ・ストルツマンさん(マリンバ奏者)

◆こんにちは村上美香です!先日ある病院の先生がこうおっしゃいました。「最近動物病院の先生に教えを乞うているんだ」と。え!どういうこと?と思って聞いてみますと、最近は認知症の患者さんも増えていて症状を言葉で説明できない方がいらっしゃるそうなんです。そんな方の診療をする時に動物病院の先生がやるように...例えば肌を触ったり、髪の毛のツヤを見たり...そういった「スキンシップ」で診察を行うためなんだそうです。やっぱり「手で触って感じること」って大事なんだなぁと思いました。

◆今日のゲスト(#008) マリンバ奏者のミカ・ストルツマンさん今日のゲストは天草出身の世界的マリンバ奏者のミカ・ストルツマンさん。ニューヨークを拠点に世界各国を飛び回って演奏活動をされています。マリンバはアフリカが起源の大型の木琴で、幅広い音域と豊かな音色が特徴です。18歳で初めてマリンバと出会ったミカさんは「ピアノとドラムが掛け合わさったような」刺激的な音色に感動し、それ以来マリンバに夢中になったんだそうです。地元天草でマリンバの演奏家として活動していたミカさんでしたが、音楽を通じて数多くのミュージシャンとの交流が生まれ、2005年にはスティーブ・ガッド、エディ・ゴメス、リチャード・ストルツマンなど海外の超一流ミュージシャンを天草へ招聘し「アイランドマジック」という音楽イベントを実現、成功させます。これだけでも凄いんですが、ミカさんの音楽愛・音楽熱は止まらず、ついには単身ニューヨークへ渡ることを決意します。当時40歳超だったにもかかわらず、ニューヨークでゼロから音楽活動を始めたミカさん。その行動力!バイタリティはホント驚きです!今では、音楽の殿堂!カーネギー・ホールでソロリサイタルを開いたり、ジャズ・ピアノの巨匠チック・コリアから曲を提供してもらったりと、名実ともに超一流マリンバ奏者として世界を舞台に活躍されています。そんなミカさんに夢を実現するための秘訣を聞くと...情熱!決断!そして覚悟!だと教えてくれました。アメリカに暮らしながらも常に故郷・熊本のことを忘れないミカさん。海外のジャズコンサートではご自分の話す英語をわざと「KUMAMOTO ENGLISH(熊本弁英語)」と呼んで、自分が熊本人であることをい誇示しているそうです。いつも明るくて情熱と愛に溢れるミカ・ストルツマンさん。熊本へ帰ってきたらまたスタジオに遊びに来てくださいね!

◆今日の音楽

コンチェルトNo1 part3 / ミカ・ストルツマン&リチャード・ストルツマン

言い出せなくて / イーグルス

 


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