2012第17節対横浜FC

「帰りは横浜の中華街でおいしいものでも食べるの?」
「いえ、きょうはとてもそんな気分になれません…」
「内容は確実に積み上がっているんだから、
伝える方が、悲観的になってどうするんだ!」
「そうですね…」
「だから、きょうは中華街に行っておいしいものを食べなさい」
お世話になっている東京のサッカージャーナリストの方が
試合後の取材を終えた私に、声をかけて下さった後の一連の会話です。
2対0で敗れ、
残念ながら、今シーズン初の、連勝、アウェイでの勝利はなりませんでした。
高木琢也監督も試合後の記者会見で
「(結果は)残念なゲームだった。
自分たちがやりたいことがディフェンスやオフェンスでできていた」
と試合内容への手ごたえと結果が伴わなかったこと、両方について語りました。
身長でおよそ20cm、体重でおよそ20kg上回る横浜FCの強力な2トップに対し、
22番DF吉井孝輔選手と24番DF筑城和人選手はほとんど仕事をさせませんでした。
吉井選手は
「2トップが強力なので、(他のDFが競りに行くチャレンジをしたとき)
カバーリングをしっかりしようと心がけた」
筑城選手は
「でかくて強い選手に仕事をさせず、そこで奪えばチャンスになると思っていた」
と語りました。
ただ、2人とも後半のアディショナルタイムの失点については
前がかりになっていたとは言え、
吉井選手は「自分のカバーリングが…」
筑城選手は「僕が相手にそらされて…」
と反省の言葉を口にしました。
一方、攻撃では、サイドで起点をつくるものの
「アタッキングゾーンで引いた相手の守備をこじ開けられなかった」
と指揮官が話した通り、攻め手を欠きました。
「(パスを)つないでいるだけで(ペナルティ)ボックス内に入って行けなかった」
と吉井選手、
「最後のボックス内で決定的な仕事ができていない。
どうやって入っていくのか、どうやってシュートまで持っていくのか」
と筑城選手、
それぞれ課題を語りました。
前半29分PKを失敗した14番FW武富孝介選手は
試合後、
ファンやサポーターに長い時間、頭を下げ、
ようやく上げたその顔は、涙ぐんでいるような表情でした。
21歳の武富選手に対し、相手GKは35歳の大ベテラン。
経験値が違うのであれば、この悔しさを糧にして成長するしかありません。
と、いろんなことを考えながら
結局、横浜の中華街には寄らず、
翌朝の飛行機に備え、羽田空港近くのホテルにチェックイン。
近くのお店で飲んだお酒は、やはり苦いものでした。
ごめんなさい。
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写真は横浜FCスタジアムグルメから「LEOCキッチン愛がけカレー」ですicon:face_chomp
山崎雄樹