2012第37節対モンテディオ山形

予言が的中しました。
「きょうはタケが取るよ」
試合前、高木琢也監督が言いました。
リーグ戦では、チームトップの11ゴールを挙げているものの
ここ8試合、得点から遠ざかっている14番FW武富孝介選手。
39番FW北嶋秀朗選手が左足ふくらはぎの肉離れで戦線離脱。
ここ3試合は、中盤のサイドハーフで出場していた武富選手ですが、
4試合ぶりに前線で起用され、17番FW齊藤和樹選手と
2トップを組みました。
指揮官が
「立ち上がりがすべてだったのかもしれない。
山形が前に人を集めてくる。慌てずにうまく対応できた。
その時間帯を越えたことが勝因」
と振り返った序盤の山形の攻撃を凌ぐと、
前半10分、相手のクロスを
4番DF廣井友信選手がヘディングで跳ね返し、
16試合ぶりのスタメンとなった19番MF五領淳樹選手が
前線の齊藤選手へ、齊藤選手がうまくターンして
相手DFを置き去りにし、右サイドからクロスを上げます。
こちらも、相手DFのマークをうまく外し、フリーになった
武富選手のヘディングシュートで先制。
「ここ2、3試合いいプレーができていなかったので、
(トレーニングを行う)平日にコンディションを上げることを心がけた」
という武富選手が、本来の切れのある動きを見せます。
さらに、前半23分、
中盤で7番DF片山奨典選手がボールを奪うと、
8番MF原田拓選手、10番MF養父雄仁選手とパスをつなぎ、
相手DF裏のスペースに走り出した五領選手に
絶妙のタイミングでパスを送ります。
トラップが流れ、GKとの1対1の場面を作りきれず
「養父さんに怒られました」
と話した五領選手でしが、その後、左サイドからクロスを供給、
そのクロスに養父選手のミドルシュート。
シュートはブロックされますが、
こぼれ球を原田選手が拾い、右サイドの38番DF藏川洋平選手へ。
そして、藏川選手のパスを受けた武富選手が魅せます。
右45°からペナルティエリア内に切れ込んでのシュート。
ゴール左隅に突き刺さり、2対0。
高木琢也監督も
「1点取った後、山形のペースだったところで取れた。
形も含めて満足いくゴールだった」
とテクニカルエリア最前線で反転しながらガッツポーズを見せました。
武富選手は
「自分の形にしているゴール。素直に嬉しい。
運んで、仕掛けて、ゴールを狙ってシュートを打つ。
自分で作り出したようなゴール」
とはにかみました。
また
「(監督が)使ってくれていて、何とか結果を出したいと思っていた。
FWで、しっかり結果を出すと切り替えて、
新たなフレッシュな気持ちでプレーできた」
とも話しました。
クラブ史上初の4連勝。
宿舎に戻る移動用のバスにむかって歩きながら、
指揮官は
「いい試合だったよ。トレーニングの成果かな」
としみじみ語りました。
みちのく山形のひんやりとした空気に包まれながら
感慨深い気持ちになりました。
肉そば.jpg
写真はモンテディオ山形スタジアムグルメから「肉そば」ですicon:face_chomp
山崎雄樹