2013第2節対ジェフユナイテッド千葉

「1回止めることもできた。冷静に判断できるようにならないと」
19番MF五領淳樹選手は、反省の言葉を語りました。
J1昇格の有力候補、千葉に前半10分に先制されましたが、
その後は、千葉も決して状態がいいとは言えず、
スコアは動きませんでした。
ロアッソが追いつき、1対1とするのか、
千葉に追加点を許し、2対0とされるのか、
次に刻まれる1点がゲームの行方を大きく左右すると思われた後半17分、
ロアッソは17番FW齊藤和樹選手が右サイドを突破、
相手DFとの競り合いで転がりながらも、懸命にパスを出し、
途中出場9番FWファビオ選手がシュート。
千葉のGK岡本昌弘選手がセーブした、そのこぼれ球を、五領選手が狙いました。
しかし、無情にも、ダイレクトで振り抜いた右足は、ボールをジャストミートできず。
その後、後半24分、30分に、千葉に追加点を許し、3対0で敗れました。
「ファビオがシュートに行くのはわかっていた。
こぼれ球を狙ったが、気持ちが前に前に出すぎて、前の位置を取り過ぎた。
ボールが深い位置に入ってしまった」
と悔しさをあらわにしました。
評価できるのは、
サイドハーフという2列目のポジションから、こぼれ球に詰めていたこと。
ただ、振り抜いたのが、きき足ではない右足でした。
それだけに、冒頭に記したの反省が口をつきました。
ワントラップして、
体を投げ出しブロックにきた相手DFをかわし、落ち着いて、ゴールに流し込む―
そんなプレーを選択できれば。
今シーズン、初スタメンとなった五領選手は、
宮崎産業経営大学から加入し2年目のシーズンを迎えました。
昨シーズンは、Jリーグ初スタメンで初ゴールを含む2ゴールをマークし、
華々しいデビューを飾り、21試合に出場。
しかし、90分フル出場は、1回もありませんでした。
今シーズンから指揮を執る吉田靖監督は、
かつて20歳以下の日本代表の監督をつとめるなど、
若手選手の育成に定評があります。
シーズン開幕前の練習試合では、
90分プレーした五領選手と、20歳の30番MF仲間隼斗選手に、
翌日の練習試合で45分のプレーを課すなど、
「今、伸びなければ、伸びるときはない」と大きな期待を込めます。
経験を力に、
今シーズン、ひとりでも多くの選手が一人前のJリーガーになることを願っています。
山崎雄樹