2013第8節対V・ファーレン長崎

決勝戦のような気持ちで、中継のリポートに臨みました。
昨シーズンまで3年間ロアッソの指揮を執った高木琢也監督が率いる
V・ファーレン長崎との、今シーズン最初の「バトルオブ九州」。
4試合連続の引き分けを生かすためにも、このゲームで勝利して、勢いに乗る―
ファンやサポーターの一縷の望みをかけたゲーム。
重要性は、前指揮官が率いるチームとの対戦という因縁も相まって、
より大きさを増していました。
もちろん、選手たちもそれをわかっていました。
以下、リポート用の選手コメント資料から
2番MF黒木晃平選手
Jリーグデビューが北九州とのダービーマッチ(2010.5.29第15節・H)だった。
前半44分から出場し3対2と逆転勝利に貢献できた。
当時の松本育夫監督が、試合後、控室で
「きょうは黒木のおかげで勝てた」と皆の前で言ってくれて嬉しかった。
熊本の中心選手として戦うダービーは「嬉しい、気合いが入ります」。
「毎試合毎試合気持ちは昂っているが、ダービーはより一層気持ちが入る」。
7番DF片山奨典選手
このスタジアムでは、
改修前の高校3年生のときの全国高校サッカー選手権県予選決勝でゴールを挙げた。
皆が点を取るなかで自分だけが取れず迎えた決勝戦。
「芝生もすばらしい大好きなピッチで、これが最後か」と臨み2ゴール。
それもヘディングと右足。12年前の思い出。
まさか長崎で試合ができるとは思わなかった。
長崎は特別な場所、少しでも成長している姿を見せたい。
8番MF原田拓選手
高木監督の分析はすごい。
長崎はロングボールだけではなく、
ロアッソが昨シーズン取り組んでいたバイタルエリアでの3人目の動きなどできている。
攻守に渡ってハードワークしているので、それを上回らないと。
セカンドボールを奪うことを強く意識。取られると後手後手に回ってしまう。
拾えれば自分たちのサッカーができる。※2010シーズン高木監督からキャプテンに指名。
17番FW齊藤和樹選手
※高木監督とは、サッカーノートを提出し、
高木監督は齊藤用の映像を編集して指導する「英才教育」を受けた。
一番教わったことはポストプレーでの体の使い方。
どんな形でもいい、体のどこに当たってもいいからゴールが欲しい。
※高木監督からは「FWとしての本能がまだ足りない」と指摘されていた。
18番GK南雄太選手
「高木監督、元ロアッソの選手が多い」という点で自分たち選手が意識するよりも
サポーターの「勝ってほしい」という強い気持ちが伝わる。
1試合勝つことで、4引き分けが生きてくる。
相手が長崎だから、余計に大きくなる。勝てば勢いに乗れる。ターニングポイント。
22番DF吉井孝輔選手
高木監督の狙いはわかっている。
長身の水永・佐藤を多分僕にぶつけてくる。長い横パスを狙ってプレスにくる。
水永・佐藤にはうまく競らせないように。出てくる2列目に注意して、
CB矢野SBと連携してチャレンジ&カバーをしっかりやれば大丈夫。
高木監督には、3バックのCBを経験させてもらった。
それがあって今年DFをやれている。3年間試合に出させてもらって感謝している。
長崎のFWを止めて、0で抑えて、恩返しをしたい。
3連戦で連勝できれば4引き分けが生きてくる。
結果は、後半40分、走り負けての失点。
前指揮官から、
「球際の強さ、攻守の切り替えの速さ、ハードワーク」が、
勝つために、欠かせないことを、あらためて教えられた
1対0での「完敗」でした。
あすの愛媛戦で、
折れかかったファンやサポーターの心をつなぎとめることができるのか、
4月唯一のホームゲームは、その重要性を、さらに増しています。
山崎雄樹