2013第28節対ファジアーノ岡山

「勝点1を絶対取るという基本ベースはあるが、
この(ホームの)雰囲気と
(前日の下位チームが勝利している)きょうのゲームという位置づけのなかで、
皆、勝点3が欲しかった。
リスキーでもあったけど、皆、前へ前へ行ってくれた。
それを止めることはできなかった。皆が勝点3をめざしてくれたことには、
ある意味、満足している」
指揮を執って5試合目になる池谷友良監督代行は、
試合後の記者会見で語りました。
前節、鳥取戦と同じく3-4-1-2のフォーメーション、スタメンで臨んだロアッソ。
身長168cmの11番MF藤本主税選手が
「ちびっこ3人でやれることがある」と話した通り、
162cmの28番FW堀米勇輝選手と170cmの30番FW仲間隼斗選手との
「2トップ・トップ下」あるいは「3トップ」が躍動します。
前節の反省点を踏まえ
「3人ともボールに寄るのが好きで、寄りすぎて中に誰もいなかった。
1人は真ん中にいるようにしないと」
と仲間選手、
「丁寧にパスをつなぐところはつなぎ、仕掛けるところは仕掛ける」
と藤本選手、それぞれが試合前日に話しました。
流動的、かつ推進力を感じさせるプレーで、前半からチャンスを演出。
23分、相手GKからMFへのアンダーハンドでの不用意なパスを見逃さず、
藤本選手が激しいプレスでボールを奪うと、
無人のゴールを狙い、シュート。
ポスト左に外れ、
藤本選手は、「あーっ」と声を出し、うずくまり、頭を抱えて、悔しがりました。
34分には、堀米選手がドリブルで仕掛けて、相手選手を引きつけ、
中央でフリーの藤本選手へ。
またしても、シュートはポスト左に。
37分、仲間選手が、ドリブルで左サイドを突破し、ゴールを狙いますが、
相手GKがセーブ。
後半も、28分に、
3番DF高橋祐太郎選手の右サイドからのクロスに
17番FW齊藤和樹選手がゴール前でつぶれ、
ファーサイドで藤本選手がシュートを放ちますが、
相手GKが立ちはだかります。
決定機をものにできず先制できなかったロアッソ。
「(藤本)主税がああいうシーンを外すというのは信じられなかったし、
何か異常なプレッシャーがあるのかな」
と池谷監督代行は語り、
「普通にポンと入るシュートだったけど、焦りというか、
あとひとつゴール前での落ち着きは、足りなかった。
勝ててない焦りもあったかもしれないし、結果も残したいという」
個人的な思いもあったし…
でも、決めないといけないシュートだった
と藤本選手は振り返りました。
試合は、
後半34分に岡山が14番FW押谷祐樹選手のゴールで先制すると、
ロアッソも、その2分後の後半36分、
齊藤選手の今シーズン6点目となるゴールで同点に。
最後まで、お互いに勝点3をめざし、戦い抜きましたが
1対1の引き分けという結果に終わりました。
監督交代後、5試合負けなし、ただ、勝ったのは1試合で、引き分けが4つ。
負けないのか、勝てないのか。
これで、ホームゲームは、5月3日の第12節以来8試合勝利なし。
「ゴールを奪わないと勝てないというのは、身に染みて分かっている」
と百戦錬磨のベテランは、次節を見据えました。
山崎雄樹