2014第3節対ジュビロ磐田

「小野剛監督は『チームの宝は前向きな姿勢と結束力。
開幕戦のような気持ちの入った試合を、
シーズン通して続けていく難しさ、重要性を選手たちに伝えた。
誰でもいい時はいい状態で人と接することができる。
真価が問われるのは、苦しいことに直面したとき』と話している。
きっとジュビロとの試合は、苦しい時間帯や劣勢に立たされることもあるだろう。
そんなときにロアッソの選手たちが、どんな表情でプレーをしているか、
見てほしい」
これは、試合前日、SBS静岡放送(RKKと同じJNN、JRN・NRN)で
私と同期(1998年)入社の岡村久則アナウンサーが担当する
ラジオ番組「おかちゃんのONE!MAN!!」(毎週土曜日午後7時~)に
電話リポートで出演したときに、私が話した言葉です。
元J1の名門、ジュビロ磐田に挑み3対1で敗れました。
前半7分と19分、ジュビロのエース18番FW前田遼一選手に
36分に、22番元日本代表MF松井大輔選手に、ゴールを許し、前半だけで3失点。
どの失点もミス、またはファウルがきっかけとなったものでした。
「きっと苦しい時間帯はあるだろう」
と言ったものの、苦しすぎます。
昨シーズンのロアッソは、
アウェイで7対0、6対0、4対0という大敗が1回ずつあります。
それだけに「またか」の思いが頭をよぎりました。
しかし、小野監督は
「ミスは仕方ない。ミスを避けるようなプレーではなくて、
1回つなごうとしてミスしても、恐れずやっていこう。
『ミスは構わない』と言ってきたはずだ。
絶対にあきらめないメンタリティは必要、1点でも取れば試合は大きく動くと
選手に声をかけた」
と話したうえで
「それ以上に、選手たちが絶対にいくんだという思いを持っていた」
と語りました。
4番DF園田拓也選手は
「去年の経験がロアッソにはあると思う。
しっかりピッチ内で絶対に崩れないようにということを皆に言った。
ハーフタイムにも、後半は自分達のプレーを披露すると皆で
意思統一してできた」、
17番MF齊藤和樹選手は
「前半はマイナスなプレーが多かったが、後半は自分たちのサッカーができた。
今年は失点したら皆で1回話し合って、
もう1回やり直そうということを言っている。
皆でマイナスにならずにそこからやろうと話し合えたので、
後半いい試合ができたと思う」
と話しました。
後半29分、園田選手の右サイドからのクロスをゴール前の齊藤選手に送り、
齊藤選手が、一度はこぼれたボールを、おさめ直して、
19番日本代表DF伊野波雅彦選手をかわして、シュート。
清水商業高校出身の齊藤選手、故郷で今シーズン初ゴールをマークしました。
「きょうは家族も友人も来ていた。そこで点を取れたことはよかったが、
やはり勝ちたかった」
と振り返りました。
連敗のなかでも確かに感じた昨シーズンとの違い。
春、チームのなかに芽生えた小さなものを見逃さず、伝えていけたらと思います。
山崎雄樹