2015第5節対徳島ヴォルティス

「見てくれましたか、キタジさん」

ロアッソ移籍後初ゴールを決めた11番FW平繁龍一選手は

試合後、クルーダウンをしながら北嶋秀朗コーチに話しかけました。

ロアッソは、ホーム・うまかな・よかなスタジアムで徳島ヴォルティスと対戦。

2対0と一時は2点をリードされましたが、引き分けに持ち込みました。

反撃の狼煙を上げたのは、2点をリードされて迎えた前半のアディショナルタイム、

7番DF片山奨典選手の左サイドからのクロスに平繁選手がヘディングシュートを決めて、1点差に。

かつてJ1のサンフレッチェ広島などでプレーし、

ここ2シーズンはJ2ザスパクサツ群馬でキャプテンとして、そして、エースストライカーとして活躍した

平繁選手。

得点力アップのため、いわゆる「補強の目玉」として、今シーズン、ロアッソに移籍しました。

ただ、開幕前の怪我などで、なかなかコンディションも上がらず、また、他の選手との連係も深まらず

という状況に直面し、スタメンは開幕戦以来4試合ぶり、今シーズン2試合目となりました。

それだけに

「キタジさんには毎日のシュート練習にも付き合ってもらっている。同じFWなので、

自分のためになるアドバイスをもらっている」

と感謝の言葉を口にしました。

また、得点の場面を

「ニア(近い方のゴールポスト)に最初動いたときに、相手の選手がすごく二アサイドをケアしてきたので、

真ん中にぽっかり空間ができたと思う。そこにうまく入れた。

片さん(片山選手)からもすごくいいボールがきた」

と振り返りました。

平繁選手のゴールをアシストした片山選手は

「狙ってできる選手ではない」と謙遜しながら

「ニアのエリアのポイントに、いいボールを送れるように、日々の練習から取り組んでいた結果」

と語りました。

昨シーズンから、北嶋コーチと二人三脚でクロスの精度を高める練習に取り組んできた片山選手。

全体練習が終わった後、ボールを置く位置、足の角度まで、理詰めで細部にこだわったトレーニングは

「日課」となりました。

サッカーだけでなく、スポーツだけでなく、その道で高みをめざすために、

特効薬や即効性のあるトレーニングや方法は、そうそうあるものではありません。

やはり、日常の準備や練習、努力や修行の先に、上達や成長、成功や達成があるのだと思います。

だからこそ、今回のゴールシーンは心から嬉しいものでした。

ただ、逆転には至らず、引き分けに終わり、ホームゲーム初勝利はなりませんでした。

片山選手は「勝ち切れなかった」、

平繁選手は「次のホームでは勝てるように」、

インタビュー中、最後まで表情が緩むことはありませんでした。

さて、次のホームゲームは、

4月11日(土)午後2時から、うまかな・よかなスタジアムで横浜FCとの対戦です。

ホーム初勝利へ、

48歳1ヶ月10日、Jリーグ最年長ゴール記録を更新した「キング・カズ」三浦知良選手擁する横浜FCを

迎え撃ちます。 この試合を、RKKテレビで実況生中継します。

山﨑雄樹