月別アーカイブ: 2015年6月

2015第18節対ギラヴァンツ北九州

鬼門。

広辞苑によると

「ろくなことがなくて行くのが嫌な場所。また、苦手とする相手・事柄」

とあります。

またしても2対0の敗戦。

これで、北九州との通算対戦成績は1勝4引き分け6敗、

北九州のホーム、本城陸上競技場では0勝2引き分け4敗、

2013年には、7対0という大敗を喫したこともありました。

まさに、ロアッソにとっては、広辞苑に記された意味通りの場所、相手です。

また、方角は「北東」を指し示し、

熊本市から見て本城陸上競技場は、北東とまでは行かなくても、やや東よりの北の方角に位置します。

「なるほど…」と納得してばかりもいられません。

勝敗にはやはり原因があり、データには背景があります。

J2参入6年目の北九州は、監督が変われど、堅守速攻というチームスタイルを確立しつつあります。

歴代のFWの中心選手を見ても

池元友樹選手(2005~2006・2010~2014在籍 現在松本山雅FC所属)

端戸仁選手(2012在籍 現在横浜F・マリノス所属)

常盤聡選手(2012在籍 現在ロアッソ熊本所属)に、

この試合のスタメン

9番原一樹選手(2014~在籍)と25番小松塁選手と

スピードに優れた選手が揃っています。

一方、ロアッソの歴代のDF陣(センターバック)は、

長身でヘディングが得意、屈強な体躯を生かし対人プレーに強い選手が

多い印象を受け、一瞬のスピード勝負では分が悪いように思えます。

7対0で敗れた試合も、ほとんどの失点が悪いボールの失い方からのカウンター攻撃を受けたものでした。

今回も、

前半32分、マイボールのパス交換にミスからのカウンター攻撃と

前半45分、GKシュミット ダニエル選手のゴールキックからはじまったプレーから

セカンドボールを拾われ、一発のパスでロアッソのDFとGKの間のスペースを狙われ、

原選手に2ゴールを許しました。

ミスマッチが起こるのであれば、練られた戦略や戦術で補うしかありません。

ディフェンスラインを高く保ち、コンパクトな陣形を保つという

「自分たちのサッカー」で長所対長所の真っ向勝負を挑まずとも、

自陣に引いた陣形でディフェンスライン背後のスペースを消すことで

相手の長所を消すという戦い方を見てみたかったというのは私だけでしょうか。

せっかく、かつて日本代表コーチとして、世界の舞台での精密な分析で力を発揮し、

「日本サッカー界屈指の知将」と呼ばれる小野剛監督が率いるチームなのですから。

山﨑雄樹

 

 

 

2015第17節対V・ファーレン長崎

「今まで一番嬉しかった」

41番GKシュミット ダニエル選手が笑顔を見せました。

ホーム・熊本市水前寺競技場でV・ファーレン長崎に1対0で勝ち、

今シーズンのホームゲーム9試合にしてようやく初勝利、

J2参入8年目、ホームゲーム通算50勝目を挙げました。

このゲーム、ゴールマウスを守ったのは、

18歳からの23歳の選手が、

定められた移籍期間以外でも下位カテゴリーのリーグに移ることができる育成型期限付き移籍で

J1ベガルタ仙台からやってきたシュミット ダニエル選手でした。

昨シーズンも、同じ制度を使ってロアッソでプレーした経験があります。

昨シーズンは

1番畑実選手、18番永井建成選手、21番金井大樹選手という3人のGKのうち

畑選手と永井選手が怪我、

急遽、当時の加藤竜二GKコーチを選手登録しなければならないほどの

のっぴきならない台所事情がありました。

4月20日から5月19日までの1ヶ月、4試合に出場、

成績は

第9節1対1V・ファーレン長崎

第10節0対0水戸ホーリーホック

第11節0対0ファジアーノ岡山

第12節2対2コンサドーレ札幌

勝つことも負けることもなく、4試合すべて引き分けでした。

また、仙台でもヤマザキナビスコカップ1試合の出場にとどまりました。

今シーズン、再びロアッソにやってきたシュミット ダニエル選手。

しかし、昨シーズンとは違い、畑選手、永井選手、金井選手は怪我なく、健在。

さらに、31番原裕太郎選手も加わり、GKは4人体制になっていました。

他のGKへの波紋も考えられましたが

「GKがしっかり4人揃っているなかで、5人目で来たが、皆入りやすい環境を作ってくれた。

本当にいい雰囲気のGKチーム」

とシュミット ダニエル選手は澤村公康GKと他のGKに感謝します。

そして

「絶対に勝利という形で最初の恩返しができるようにと思ってプレーしていた」と話しました。

冒頭に記した

「今までで一番嬉しかった」というコメントの背景には

自身のJリーグ初勝利もありますが、

「他のGKの気持ちを背負ってプレーするというメンタルの持ち方で試合に入っていった。

他のGKのために戦い、勝ったので」

とその思いを語ります。

プレー面では

前半25分、長崎23番MF梶川諒太選手の強烈なシュートを横っ飛びでセーブ、

キックの飛距離は、観客からどよめきが起こるほどでした。

また、

「自分たちが攻めているときの(フィールドプレーヤーへの)声かけ、相手のカウンター(攻撃)の起点となる

選手をマークさせて、そこを潰させるとか、主にマークのところを指示した」

と振り返った通り、走力を武器に長崎が得意とするカウンター攻撃を封じました。

「ひたすら(他のGKに)抱きついていた」

と喜びを表現する一方で

「(この勝利で)勢いが生じないといけない、勢いをもたらしたい。

絶対に連勝しなきゃいけない」

と、ロアッソの一員として次節を見据えました。

山﨑雄樹

や・り・ま・し・たーっ!

嬉しい!嬉しい!嬉しいっ!
今季ホーム初勝利!

試合終了迫る時間帯での、スタジアムのあの緊張感。
そして、終了を告げるホイッスルが鳴った瞬間に、
それが解き放たれ、歓喜にあふれた会場の雰囲気。

もう、最高でした。

明日のビバラジでは、その喜びを大いにわかちあいましょう!!!
「勝利の女神」からのコメントもありますよ♪
jleaguemanager

そして「直子のハーフタイム」にはこの選手が登場。
hirashige

背番号11FW平繁龍一選手のインタビューをお送りします。

(ビバラジD)