月別アーカイブ: 2015年7月

2015第25節対東京ヴェルディ

転機とは、思わぬ形で訪れたり、

そのときは気づかなくても、

後に振り返って「ターニングポイント」と呼ばれるものになったり。

あるいは、自身が自ら選んだ変化もありますが、誰にも先のことはわからず、

想像さえしていない好事に驚いたり、その逆で「こんなはずではなかった」と悔やむこともあったり。

プロサッカー選手にとって、転機と言えば、やはり移籍です。

1対0の敗戦で、今シーズン初の3連勝はなりませんでしたが、

J1ベガルタ仙台から期限付き移籍中の41番GKシュミット ダニエル選手と

同じくJ1サガン鳥栖から期限付き移籍中の28番MF清武功暉選手が

存在感を示しました。

序盤から好調の東京ヴェルディの長短織り交ぜたパスワークに翻弄されますが、

前半19分、その直後のCK、さらに、25分とシュミットダニエル選手を中心に

粘り強く守り、ゴールを許しませんでした。

「シュートを浴びた印象はある。止めたり、ピンチを防いだり、そういう場面は多かった」

と、シュミットダニエル選手は話しましたが、

唯一、後半29分の失点について

「あれを止めていれば、ファインセーブ連発という捉え方になるが、

一発で沈むようなチームになっちゃいけない」

と、振り返りました。

また、後半15分から途中出場した清武選手は

17分、24分とシュートを放つと、同じく24分に得意のロングスローでヴェルディゴールを脅かします。

その後も、41分のCK、アディショナルタイムのFKとチャンスを演出しました。

清武選手は

「0対0の状況だったので、得点を意識した。流れを変えて得点を取りにいく。

それを次にしっかりつなげたい」

と、収穫と課題を語りました。

26歳までの日本代表入りを目標とする23歳のシュミットダニエル選手は

「自分が代表になるためのステップとして試合に出る。見てもらう。このチームの危機を救う」、

兄に日本代表弘嗣選手を持つ清武選手は

「兄には『結果を出せるチャンス、頑張れ!』と言われた。

試合に出たい。成長できると思い、移籍を決意した。

沈んでいるチームを自分の力で浮上させたい」、

ともに、移籍時に、強い決意を語ってくれました。

2人が揃った7月は3勝2引き分け1敗と、好調のロアッソ。

飢えた男たちが、梅雨明けした熊本を、さらに熱くしてくれるはずです。

山﨑雄樹

 

 

千葉に勝ったーーー!!!

なかなか勝てなかったジェフユナイテッド千葉に対して勝利!
勝ち点3ゲット!!!

齊藤選手の素晴らしい2ゴール!
しかもキャリアハイとなる2桁得点到達!!
そして嶋田選手のスーパーミドルシュート!!

明日のビバラジも盛り上がること間違いなしっ!

「やすこの部屋」も絶賛継続!
今週登場するのはBIGなあの選手です。
お楽しみに♪
(ビバラジD)

2015第23節対愛媛FC(第24節横浜FC)

「若いときに流さなかった汗は、年老いてから(悲しみの)涙に変わる」。

幼い頃から、母親によく言い聞かされてきました。

さて、去年9月20日の第32節栃木SC戦以来、実におよそ10か月ぶり、11試合ぶりの

メインのホームスタジアム、うまかな・よかなスタジアムでの勝利です。

第21節ジュビロ磐田戦(7月4日)から第23節愛媛FC戦(7月12日)までと、

第24節横浜FC戦(7月18日)から第26節ジェフユナイテッド千葉戦(7月26日)まで、

暑い時期に中3日の3連戦が2回行われるJ2。

第22節アウェイでのザスパクサツ群馬戦(7月8日)を終え、

空路、帰熊した選手たちは、過酷な練習に取り組みました。

愛媛FC戦の3日前、この日の熊本市の最高気温は35度8分、

炎天下、午後1時から、走りに走りました。

スカパー!Jリーグ中継でリポーターをつとめている風戸直子さんは

その激しさに驚くとともに

「藏さん(23番藏川洋平選手)がものすごく頑張っていた」「藏さんがすごかった」、

何度も何度も(少なくとも10回以上は…)私に

37歳のベテラン選手の奮闘ぶりを語りました。

「次の試合のことを考えれば(練習の)負荷を落とした方がいいが、

シーズン最後まで力をつけていくことが大事。

心身のコンディションがいい選手を起用する」

と、小野剛監督が話した通り、

藏川選手は5試合ぶりにスタメンで起用され、2対0での勝利に貢献すると、

続く第24節(7月18日)横浜FC戦にも先発出場し、今シーズン初ゴールをマーク。

チームも3対0で勝ち、今シーズン初の連勝を記録しました。

小野監督は

「『目先の試合より成長』と言うと周囲からかなり反対されたが」

と、報道陣に前置きしたうえで

「花が開いてくるのは何か月か先だと思っていた。

成長なくして将来はない。私が監督をやっている限り、その覚悟と信念は曲げない」

と、表情を引き締めました。

ときにサッカーは人生にたとえられます。

冒頭の言葉の

「若いとき」を「プレシーズンからシーズン序盤」に

「年老いてから」を「シーズン終盤の勝負どころ」に置き換えてみれば、

選手たちが流した汗が、まさしく連勝という結果につながっていることを実感できます。

山﨑雄樹

 

 

 

新コーナースタート!

今夜の「VIVA!ROASSO RADIO」、
お聴きいただけましたか?

ブログタイトルにあるように、
今夜から新コーナーが始まりました。
その名も
「やすこの部屋」
「やすこ」こと岡本賢明選手自らロアッソ熊本の選手にインタビューをするという企画です。

きっかけは今年1月5日放送の番組に
岡本選手にゲストとして出演いただいた時のこと。
そのトーク力の素晴らしさに、
岡本選手にインタビューをやってもらったら面白いんじゃないか?
と、このたびスタートとなりました。

第1回のゲストはキャプテンの園田拓也選手。
「やすこ」さんのおかげか、とてもリラックスした様子かつ楽しそうにお話していただきました。

この「やすこの部屋」でインタビューする選手は
「やすこ」さんの人選によるものです。
ラジオをお聴きの皆さんにも楽しんでいただけたようで、反応も上々!
ということで、存続決定!ww

次回はどの選手が登場するのか、お楽しみに~♪

(ビバラジD)

 

2015第20節対カマタマーレ讃岐

「自分がミスをして負けた」

と、J1湘南ベルマーレから育成型期限付き移籍でロアッソに加入し

初出場となった24番DF岡﨑亮平選手は、落ち込んだ表情で話し、

「失点のところは彼自身悔しい思いだったと思う。

まだ若い選手でこれからどんどん成長して、チームの大きな力になってくれる」

と、小野剛監督は、励ますように試合後の記者会見で語りました。

北野誠監督をはじめ、11番FW高橋泰選手など、ロアッソ在籍経験者が7人もいる

カマタマーレ讃岐に1対0で敗れました。

前節、東京ヴェルディに2対0で快勝したメンバーから1人を変更、

それに伴うポジションの変化もありました。

38番MF上村周平選手に代わって岡﨑選手がスタメンに、

守備的MF(ボランチ)には、前節CB(センターバック)だった4番園田拓也選手が入りました。

両チーム無得点で迎えた後半の立ち上がり1分、

讃岐の自陣からのロングボールに岡﨑選手と33番FW木島良輔選手が競争になりました。

木島選手もかつてロアッソでプレーし、2009年シーズンには自己最多の10ゴールをマーク、

今年36歳になったベテラン選手です。

百戦錬磨の木島選手は

「相手のCB(岡﨑選手)が若い子だったのかわからないけど、隙を見せてくれた」

と、振り返り、先に前に体を入れ、ボールをコントロール。

岡﨑選手は倒れ込み、GKシュミット ダニエル選手までかわされ、先制ゴールを許します。

これが決勝点となり、痛恨の敗戦。

「自分が出ても、0で抑えないといけない。チームとしては前節勝って、いい流れなので

その流れを絶対に止めたくなかった。自分のミスが響いた」

「シンプルにやらないといけない。しっかりとクリアしなきゃいけないなか、自分の能力不足。

裏に出たボールを処理する力が足りない。

そこを突き詰めていかないと、この先はない」

「熊本に来た意味は何なのか、自分のなかで確認して臨みたい」

と、この春、中央大学を卒業したばかりの23歳、ルーキーは自分を責めました。

かつて、赤いユニホームを着て、ファンやサポーターを沸かせたベテランに、

高い授業料を払うことになりましたが、この悔しさを糧に、成長することを願います。

新年度が始まり、3ヶ月がたち、

どこの会社や学校、組織にも、思い悩む新入社員や新入生、ルーキーがいるはずです。

選手と自分との共通点を見つけ、

「あの選手が必死に戦っているんだから、自分も頑張ろう」

と観戦、応援できることも、スポーツの魅力のひとつです。

「涙の数だけ強くなれるよ」

四十路を迎えた私の学生時代、大流行した曲の歌詞を思い浮かべながら。

頑張れ、ルーキー!

山﨑雄樹