2015第20節対カマタマーレ讃岐

「自分がミスをして負けた」

と、J1湘南ベルマーレから育成型期限付き移籍でロアッソに加入し

初出場となった24番DF岡﨑亮平選手は、落ち込んだ表情で話し、

「失点のところは彼自身悔しい思いだったと思う。

まだ若い選手でこれからどんどん成長して、チームの大きな力になってくれる」

と、小野剛監督は、励ますように試合後の記者会見で語りました。

北野誠監督をはじめ、11番FW高橋泰選手など、ロアッソ在籍経験者が7人もいる

カマタマーレ讃岐に1対0で敗れました。

前節、東京ヴェルディに2対0で快勝したメンバーから1人を変更、

それに伴うポジションの変化もありました。

38番MF上村周平選手に代わって岡﨑選手がスタメンに、

守備的MF(ボランチ)には、前節CB(センターバック)だった4番園田拓也選手が入りました。

両チーム無得点で迎えた後半の立ち上がり1分、

讃岐の自陣からのロングボールに岡﨑選手と33番FW木島良輔選手が競争になりました。

木島選手もかつてロアッソでプレーし、2009年シーズンには自己最多の10ゴールをマーク、

今年36歳になったベテラン選手です。

百戦錬磨の木島選手は

「相手のCB(岡﨑選手)が若い子だったのかわからないけど、隙を見せてくれた」

と、振り返り、先に前に体を入れ、ボールをコントロール。

岡﨑選手は倒れ込み、GKシュミット ダニエル選手までかわされ、先制ゴールを許します。

これが決勝点となり、痛恨の敗戦。

「自分が出ても、0で抑えないといけない。チームとしては前節勝って、いい流れなので

その流れを絶対に止めたくなかった。自分のミスが響いた」

「シンプルにやらないといけない。しっかりとクリアしなきゃいけないなか、自分の能力不足。

裏に出たボールを処理する力が足りない。

そこを突き詰めていかないと、この先はない」

「熊本に来た意味は何なのか、自分のなかで確認して臨みたい」

と、この春、中央大学を卒業したばかりの23歳、ルーキーは自分を責めました。

かつて、赤いユニホームを着て、ファンやサポーターを沸かせたベテランに、

高い授業料を払うことになりましたが、この悔しさを糧に、成長することを願います。

新年度が始まり、3ヶ月がたち、

どこの会社や学校、組織にも、思い悩む新入社員や新入生、ルーキーがいるはずです。

選手と自分との共通点を見つけ、

「あの選手が必死に戦っているんだから、自分も頑張ろう」

と観戦、応援できることも、スポーツの魅力のひとつです。

「涙の数だけ強くなれるよ」

四十路を迎えた私の学生時代、大流行した曲の歌詞を思い浮かべながら。

頑張れ、ルーキー!

山﨑雄樹