2015第27節対栃木SC

「(シーズン)前半戦取りこぼした試合が多かった。やっと見返せていると言うか、

熊本の強さをアピールできていると思う」

と、先制点につながるCKを蹴った10番DF養父雄仁選手は胸を張りました。

18位ロアッソとの勝点の差はわずかに2、19位栃木SCとの大事なゲームを

2対0で制しました。

「急いでボールを置きに行きました。養父です。非常にいいプレーです」

手前味噌ですが、後半28分、ロアッソが得たCKのシーン、

素早くリスタートに向かった養父選手のプレーを、実況で称えさせてもらいました。

「相手はFWの選手が(守備に)帰って来て完成だと思う。見たときに(帰るのが)遅かった。

これはボールの質より速く蹴ることが大切だと思った」

と、狙いを説明した養父選手。

その言葉通り、養父選手のキックからフリーで17番FW齊藤和樹選手がヘディング、

さらに、フリーで32番DFクォンハンジン選手が押し込んで、先制に成功します。

貴重な得点につながったことは、もちろん、

2012年シーズンからJリーグが提唱している「+Qualityプロジェクト」(プラスクオリティープロジェクト)の

「4つの約束」のなかのひとつ「リスタートを早くしよう」に、ぴったり当てはまるプレーでした。

このプロジェクトは、ファンやサポーターの目線で、

「もっと質の高い試合は何か」を追求し、試合の魅力アップにつなげようというものです。

J2参入8年目のロアッソは、

ファンやサポーターに支えられ、この試合でホームゲーム通算入場者数100万人を達成。

その節目の試合で「+Quality」なプレーが観られ、なお勝利につながるプレーであったことは、

何とも嬉しいことです。

「満足している人は誰もいない。(シーズン)前半の分を取り返して、1つでも上に行けるように

自分たちの目標に向かって頑張るだけ」

と、精悍な顔つきで背番号10は締めました。

山﨑雄樹