2015第36節対大宮アルディージャ

首位を相手に3対0で快勝。ゴールシーンを何度観ても、気持ちがいい。

大きな声では言えませんが、

ロアッソの2点目の実況では、両拳を握り締め、ガッツポーズを作ってしまいました。

こんなことは、2012年シーズン、7月1日の第22節以来、3シーズンぶりです。

振り返ると、

それまで一度も勝てなかったジェフユナイテッド千葉を相手に、

後半40分、トップに入った3番DF高橋祐太郎選手(現在V・ファーレン長崎)が

前線から激しいディフェンスでボールを奪い、

パスを受けた14番FW武富孝介選手(現在柏レイソル)が流し込んで、先制。

大雨のなかの決勝ゴールは、心を打つものでした。

さて、指揮官を中心にチーム全体で描いた狙いを、

愚直に選手達が遂行し、完勝を手にした首位・大宮アルディージャとの試合。

「選手1人1人が狙いをよく考えたなかで、自分の良さを出してくれたし、

チームのためにハードワークしてくれた」

と、小野監督は語りました。

試合前に、小野監督が話した「攻撃と守備は別々のものではない」という言葉。

攻撃と守備、守備と攻撃は表裏一体。

圧倒的な攻撃力でリーグトップの得点数を誇る大宮に、

タックル数リーグトップ、タックル成功率リーグ3位のロアッソが

激しい守備でボールを奪い、速い守備から攻撃への切り替えで、ゴールをめざすという狙いでした。

前半22分、中盤右サイドのルーズボールをマイボールにすると、

10番DF養父雄仁選手が素早く前線へ、

飛び出した17番FW齊藤和樹選手のクロスから28番MF清武功暉選手がシュート。

パスを受け、反転してのシュートがゴール右隅に決まり、先制します。

養父選手は

「しっかり高い位置で(ボールを)奪って、決めるところを決める。やりたいことをうまくやれた」、

清武選手は

「前半からアグレッシブに守備に行けた。

中盤でボールをカットする回数も多くて、そこからいい攻撃につなげることができた」、

と、振り返りました。

さらに、後半2分、

相手ボールのスローインから、38番MF上村周平選手が

大宮5番MFカルリーニョス選手から必死のディフェンスでボールを奪うと、

齊藤選手、27番MF中山雄登選手、齊藤選手、上村選手とパスをつなぎ、

右サイドで起点を作ると、オーバーラップし、攻撃参加した養父選手へ。

養父選手のパスを受けた中山選手のクロスに、再び、清武選手。

相手DFを背負いながら、またしても反転してのシュートが決まり、2対0。

自身初の1試合2得点、そして、3試合連続ゴールです。

清武選手は

「チームが頑張ってハードワークして、つないでくれて、

最後、僕のところにボールが来て、それをうまく決めたというだけ。

僕の3試合(連続ゴール)というよりも、本当にチームとしての勝利が嬉しい。

僕の得点もチームが最後までつないでくれたおかげ」

と、チーム全体のゴールであることを強調しました。

これで、J1昇格プレーオフ進出圏内6位の長崎との勝点の差は6。

後半17分、CKからダメ押しとなる3点目を決めた養父選手は

「追いかける方は勝つしかない。

(上位チームに)プレッシャーを与えられるよう勝ち続けたい」、

清武選手は

「落とすことのできない試合が続く。チーム全体で勝ち続けていきたい」

と、締めました。

さあ、残り6試合、赤の跳ね馬の差し脚に注目です。

山﨑雄樹