2019/09/22『声のスピリット』

中原「くまもとの魂をお届けする[くまもとスピリット]、中原丈雄です。

明日は[秋分の日]、今週もまた連休ですね。皆さまいかがお過ごしですか?

明日から、昼より夜の時間がどんどん長くなっていきますよ。

秋の夜長は、良い音楽と出会うには最高の時ではないでしょうか?

ボクもネ、この歳になって出会った素晴らしい曲があるんです。

それで!今日のお題は[声のスピリット]!

今日の1曲は、スヌークス・イーグリンで『アルベルタ』!」

[今週の一曲]『アルベルタ』スヌークス・イーグリン
中原「[中原丈雄のくまもとスピリット]、 お届けしている曲は、

昭和45年(1970年)スヌークス・イーグリンで『アルベルタ』。
この人はアメリカのニューオリンズ出身で、

生まれてまもなく失明した盲目のシンガーなんです。

レイ・チャールズもそうですけどね、

レイ・チャールズがピアノなら、スヌークスはギター。

6歳でギターに出会って、ラジオから流れる音楽を聞いて、

自分でギターをマスターしたそうなんですねぇ。

何とも[声]が良かですねえ〜。」

[声と人生]
中原「この[アルベルタ]、スヌークス・イーグリンが

何歳くらいの時に歌った曲だと思います?

このねぇ渋い声、相当、人生を歩まないと出せないと思うんですけども、、

ボクがこの曲を最初に聞いたのが、3年ほど前、まぁウン十歳ですけども、、

『えッ?この爺さん、何ちゅう良か[声]ばしとるんだい、こりゃ!

70かね80かね?』なんて思って調べてみたら、

1936年生まれで、コレ1970年の歌ですからね、

34歳!え?34歳でこの声ですよ!ビックリしました。

え〜、どういう人生を送ると、30代でこんな[声]出せるんでしょうかねえ」

もともとこの[ブルース]という音楽自体が、

アメリカの南部の虐げられた黒人の中から生まれたものですよねえ、

魂が[声]に出るんだろうなあ、という風に思いますねえ。」

[声のスピリットとは?]
中原「俳優としてボクは思いますけれども、、

[声]の出し方ひとつで、ここまで想像力をかきたてられるのかと

いうふうに思いました、彼の歌を聞いて、、

スヌークス・イーグリンの歌、[声]を聞いて思いました。

[声のスピリット]とは、[日々の生き方]のスピリットでは、

ないでしょうか?」

ボクの[声のスピリット]の一つは、やっぱり故郷=人吉が生んだ米焼酎。

秋の夜長、米焼酎を飲みながら、また素晴らしい音楽との出会いを求めます。

ではまた、日曜日の夕方5時にお会いしましょう!皆さまお体に気をつけて。
くまもとの魂=くまもとスピリット、中原丈雄がお届けしました」


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