今週は 菊池郡大津町 2代目イモセガレブラザーズ 中瀬靖幸さんを紹介。
大津といえば これからが旬のからいも。
今年は、地震にも豪雨にも負けず 美味しい芋が出来ています。
その大津で 先人たちの意思を受け継ぎ 2代目のセガレ達が このままではいかん!と
昨年発足した 2代目イモセガレブラザーズ。
現在、平均年齢35歳メンバーは9人です。
活動は「オーナー制度」!!
収穫体験をしていただいた後に その から芋を2か月間室で寝かせ熟成したものを
オーナー様へお送りするもの。
きっかけは、大津の色んなところで 芋ほり体験が行われている。
が、お客様から「今年は ハズレだったね」と言われたとか。
決して、から芋が美味しくないわけでなく
ただ、収穫してすぐだったので・・・熟成していなかったのですと。
大津町のから芋は 先人たちの知恵で
室で寝かせることで 熟成したから芋ができる。
室は、いも畑に 土が盛りあがった様な所がある。
湿度13度前後、湿度80%以上。
そこに、泥付きのから芋が入ったコンテナが並ぶ。
この「室」の技術は 大津町が初!なんだそうです。
「室」のおかげで出荷期間が延び 糖度も上がるようになった。
収穫してすぐの から芋は いも天にして食べたほうが
栗のようにホクホクして美味しい。
2か月置き熟成したから芋は 糖度約40度ほどで
焼き芋で食べると ねっとりしてなめらか。
スウィートポテトの様に甘みがあって美味しいのだとか。
セガレ達は徹底して「熟成」にこだわる。
大津の美味しいから芋を「美味しい」と言って食べてもらいたいから。
中瀬さんは就農して4年。
それまでは 東京の出版社で営業を担当。
その時、好きだったほ本が「エスプレッソの本」
しかし、売れてる様子はなく・・・
なんで いい本なのに売れないのか???
それは 物が良くてもアピールが足りないと
その物の良さがわかってもらえない。
その考えを から芋でも活かせれば・・・・
アピールすれば もっと大津のから芋が変わるかもしれない!!と
現在・・・模索中。
台湾で販売することも交渉中。 そして
RKKテレビ 週刊山崎くんで 熊本菓房と2代目イモセガレブラザーズが共同でスイーツを
開発中。 12月に販売する予定。
昨年から行っている 「オーナー制度」は・・・今年も11月下旬に予定。
ですが、昨年参加してくれたオーナーさんが優先ですので
募集をするかどうか未定。募集の場合は 10月下旬にインターネット
イモセガレブラザーズホームページにUPされます。
今は、熟成期間です。
収穫は始まっていますが
11月ごろ?から 熟成した大津のから芋を出荷予定です。
音声はこちらから↓