月食
R.N 長田さん
19日夕方の月食、その時間が迫るにつれ薄雲が増える状況でしたが、5月の
月食では動きすぎて涙を呑んだことから、今回はあえて動かず、閉山間近の富
士山御殿場口新五合目に陣取りました。
結果的にはこの判断が功を奏し、月の出から食の最大までは雲に遮られる時間
が多かったものの、後半には薄雲の影響が少なくなり、まずまずのコンディシ
ョンで観測出来ました。食の最大付近の赤銅色の月、これまで何回も観測して
いるはずですが、毎回神秘的な色に息をのむほどです。これで1982年12
月30日の月食から通算30回目を記録しました。