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「ゲルを訪ねて◎千里・・・・」

《モンゴル便り》 今日は遊牧民モンゴル人の住居「ゲル」を訪ねました。

IMG_1523.jpg ウランバートルの雑踏の中を通りすぎると、もう周りは草原が広がります。行けども行けども続く大草原。 とはいいながらも場所によってその表情は違うのです。
さて、ランクルを駆り立てて2~3時間走ったところに目的のゲルがあしました。 熊本に民族音楽団を連れてきて、自ら司会をしてくれたアンハーのご家族が住んでいるゲルです。
私たちのために、前日潰してくれた羊2頭を料理してくれました。 すでに肉は食べやく適当な大きさにカットして、内臓は別にしてあり ます。 冬場は暖房にもなるストーブをIMG_1532.JPG外に出して、調理用に使っています。
燃料は乾燥させた牛の糞、これが臭くもなくよく燃えるんです。 あらかじめ石を焼いておき、鍋には肉と焼いた石、そしてジャガイモ、ニンジンなどの野菜を交互に入れ、塩、コショウで味付け。 最後に水を入れ、小麦粉を練って伸ばしたもので蓋をして蒸し焼きにします。
サ、いよいよ食べる時間が来ました。 意外と癖もなくみんな「おいしい、おいしい」と言って食べました。 私はバラ肉の部分を一塊 り。 この鍋に入ってるスープは、塩辛くてちょっと閉口しました。
野趣あふれる料理は、みんなの腹を満たしてくれま

IMG_1534.JPGのサムネール画像した。  お酒を飲む前には必ず、こうやって天の神、地の神、そして自然の神に感謝します。

大自然の中での生活には、大自然への畏敬の念が生きています。

大自然と人間の関係を改めて知ることが出来ました。

ゲルって、不思議な空間

モンゴル便り、楽しんでいただいていますか? さて、今回のモンゴル訪問の大きな目的が、熊本での募金でモンゴルの貧しい人たちにゲル(遊牧民の移動式住居)を1軒プレゼントするというもの。 現地のNGOのメンバーに協力してもらって、山の中腹の不法住居地帯に入り込み、早速ゲルの組み立てが始まりました。
IMG_1071.JPG 手馴れたスタッフが大勢いて、私たちは見学+手伝い。 モンゴルの人は、私たちが快適と思う家よりも、ゲルのほうが快適だそう。 組み立ては2時間ほどで終わり、早速中に入って馬乳茶を振舞われた。 「残してもいいから初めての人は決して全部飲まないように」と予め注意されていたので、お碗に半分ほど飲みました。 中に入ると極彩色の柱や天井などで全くの異空間。不思議な世界が広がります。 プレゼントしたのは、マンホール・チルドレンや、周辺にいる貧しい人たちをお世話している一家族。 ここのお母さんも実は子どもの頃、マンホール・チルドレンだったそうで、
IMG_1127.JPG捨て子まで家族の

一員として育ててるそうなんです。 貧困の構造はスパイラル状に広がっていくんですね。
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モンゴル報告



さて、先週に引き続きモンゴル旅行の報告です。 何とサプライズがあったのです。 どんなサプライズって? 17日の放送でお話しますので、是非聴いて下さい。 ところでモンゴルの基礎知識をちょっとだけ。 日本との時差は意外と小さく1時間。 中国と一緒です。 そして現在のモンゴル国が出来たのは、1992年。 その前は社会主義国でしたが、自由主義国となって色々ひずみが出てきているようです。 今回の旅行の目的、モンゴルの貧しい人たちのために「ゲル」を1軒プレゼントしようというのも、貧富の差がとても大きく、国力もないので、NGOなどの組織が手を差し伸べているのです。 JICAの日本センターも頑張っていました。 モンゴルでは最近の雪害で遊牧民の家畜が沢山死に、生活できなくな
 った遊牧民が首都のウランバートル__.JPG周辺に集まってきて、寄り添う様に暮らしているのです。 子どもた
ちは家族の生活のために、近くのゴミ捨て場にいき、プラボトルなど少しでもお金になるものを集めて換金しているといった状態です。 衛生状態など非常に悪いのですが、湿気がないのであまり雑菌の繁殖がないらしく、意外ときれいにしてました。 でも氷点下30度から40度にもなる冬のモンゴルでは、寒さから逃れるために、親を失った子どもたちはマンホールを棲家にしているそうです。  国としてはとても貧しいのですが、人々の表情は明るく、元気な子どもたちが沢山いました。 今日はモンゴルを象徴するような写真を添付しておきます。

帰って来ました!

何て蒸し暑いんでしょう! こんな暑さはモンゴルにはありませんでした。 モンゴルに到着した28日は、雨が降った後で埃もおさまり、緑も洗われ空気は澄んで最高でした。 想像も出来ない異国へ足を踏み入れ、まず感じたのは、「意外と普通じゃないか!」ということ。 そりゃそうですよね、ウランバートルはなんてったってモンゴルの首都ですからね。 その日は、万博会場のようなビアホールで軽く食事。 それがモンゴルの旅の始まりでした。 翌日は朝から青空、気温が上がるにつれてポプラの綿毛が、まるで牡丹雪のようにフワフワと飛び回ります。 午前中はモンゴル政府庁舎前の「スフバートル広場」を中心に街中を散歩、足元に気をつけておかないと段差はあるわ、マンホールの蓋は撮れているわで用心、用心。 気温はTシャツだとチョット肌寒いくらい。 その日は「自然歴史博物館」へ行って、モンゴルの勉強です。 さて、いよいよこれからモンゴルの旅、どう展開するかお楽しみに!

__.jpg写真は、モンゴル遊牧民の住まい「ゲル」で使用されるストーブ。夏はゲルから出して調理用に使用します。 私たちを歓迎する「羊料理」を調理しているところです。 空の青さ、山の稜線にかかる雲の形と色がいいですねぇ。

本日のゲストは中島ゆきこさん

 



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スタッフ Ga~ちゃんです。

本日のスタジオゲストは、5月26日に新曲「望郷ホレホレ節」をリリースした、熊本県は長洲町出身の中島ゆきこさん!大きなポスターと共にスタジオに登場。とっても明るい方で楽しく収録は終了しました!

そんな明るい中島さんですが新曲「望郷ホレホレ節」はしっとり聞かせる曲です。

中島さんのHPには、

「ホレホレ節」とはハワイの日本人一世が生み出した労働歌。“ホレホレ” とは、さとうきびの枯れ葉を手作業で掻き落としていくことをいい、炎天下での “ホレホレ” の作業の中で、ともに励ましあい、力を合わせるために、また少しでも気を紛らわせるために、即興的にいろいろな歌詞をつけて歌われたものだそうです。日本人移民が米国で生み出したおそらく唯一の民謡で、特定の作詞者も作曲者もいない。移民の出身地であった広島、山口、熊本などの各地方民謡が混ざりあってできたものと言われ、今後の身の振り方についての思案やふるさとへの想いを歌いこんでいった共同体の歌である。

とありました。

「ホレホレ節」というタイトルだけでは、そんな想いがこめられた曲だとは思わなくて・・・。

中島ゆきこさんの「望郷ホレホレ節」・・もう一度聞いてみたくなりました。