モンゴル便り、楽しんでいただいていますか? さて、今回のモンゴル訪問の大きな目的が、熊本での募金でモンゴルの貧しい人たちにゲル(遊牧民の移動式住居)を1軒プレゼントするというもの。 現地のNGOのメンバーに協力してもらって、山の中腹の不法住居地帯に入り込み、早速ゲルの組み立てが始まりました。
手馴れたスタッフが大勢いて、私たちは見学+手伝い。 モンゴルの人は、私たちが快適と思う家よりも、ゲルのほうが快適だそう。 組み立ては2時間ほどで終わり、早速中に入って馬乳茶を振舞われた。 「残してもいいから初めての人は決して全部飲まないように」と予め注意されていたので、お碗に半分ほど飲みました。 中に入ると極彩色の柱や天井などで全くの異空間。不思議な世界が広がります。 プレゼントしたのは、マンホール・チルドレンや、周辺にいる貧しい人たちをお世話している一家族。 ここのお母さんも実は子どもの頃、マンホール・チルドレンだったそうで、
捨て子まで家族の
一員として育ててるそうなんです。 貧困の構造はスパイラル状に広がっていくんですね。