この「ドイツ便り」も、もうそろそろ終わりにしないと2月も中旬になりました。 今回私がドイツに行った目的は、1)やっぱり寒い時期がいい 2)ニュルンベルクのクリスマスマーケットを再度訪れたい 3)ミュンヘンでオペラかバレエを見たい 4)ドイツの料理とワインとビールを楽しみたい などなどたくさんありま
した。 過去冬に2回訪れたことのあるドイツ、緑に染まった初夏のドイツを旅してみたいと思い、一昨年の七月に訪れた時、意外と想定内のことが多くって、やっぱり冬の寒い時期がいいとの結論を出したのです。 しかし、時期はクリスマス、ヨーロッパではクリスマスはお正月より盛大だっていわれ、お店も連ストランも、もちろん観光地もすべてといっていいくらい「お休み」になっちゃうんですよね。ですからクリスマスをどう過ごすかが、最大の問題なんです。 前回はアウグスブルグでのクリスマスでしたから、危うく「食うのにも困る」ようなところでしたが、今回は大都市ミュンヘンですからま、大丈夫だろうとたかをくくっておりましたが、見事どこもゲシ
ュロッセン! そこで24日は昼食をマーケットで済ませ(24日はお昼ころまではマーケットも開いてるんです)、電車に乗ってニュンヘンブルク城へ行きました。 広大なお城の入口にはたくさんの白鳥たちが泳いでいて、降り出した雪で見る見るうちに真っ白になりました。(うしろにかすんで見えるのがルードウィッヒ2世が誕生したお城です) そしてお城の向こう側は、これまた広大な庭園、というより森! そこで散歩や、ジョギングをしているドイツ人が多く見られました。 今では市民の憩いの場となっているんですね。 市民の憩いの場といえば、翌25日(この日は全くの休日)午前中、人気のない電車に乗り、人気のない街をさまよいながらイギリス庭園へ行きました。 ここは1789年、カール・テオドール選帝候時代に公共の施設として誕生した公園。 ここも3.7平方キロというばかでかい広さ。 森を抜けるとビアガーデンや博物館などもあり、夏場は賑わっていそうでしたが、何しろ12月25日とあって、お店は全部クローズ。 庭園内にそびえる「中国の塔」でパチリ!
クリスマス大休暇も無事に切り抜け、27日は街の中ももう平常に戻っていました。 至る所クリスマスの跡かたずけが行われており、また街には活気が戻って来ました。 でも、残すはジルベスターだけで、あとは春を待つのみというかんじのヨーロッパです。 前回は大みそかまでミュンヘンに滞在して元日に帰路についたのですが、今回は27日の夕方の飛行機で帰国です。 ホテルでチェックアウトを済ませ、トランクをフロントに預けてお昼過ぎまでミュンヘンを楽しむことにしました。 行先は「狩猟格物館」、何回もこの建物の前を通りながら気になっていたんです。 入場料は一人3.5ユーロ。(ま、500円くらいかな?) 中はさすがに狩猟民族だけあって展示物が違う。 生態系をしっかり教えながら、そして狩猟を楽しむ、そんなヨーロッパの人々の営みが少しわかりました。
さて、そろそろ春も近付いてきたことだし、ドイツ便りは今回で終わり!としようとしましたが、ドイツパンのひとつ「ライ麦パン」を、また近いうちに焼きますから、その様子も近々アップしますね。
ところで春といえば番組改編の時期、この番組の存続を願い皆さんにお願いです。 是非、「RKKラジオ番組編成担当者様」あてに、番組継続(それも時間短縮でなく)のお願い葉書を出して下さい。ラジオお聞きの皆さんの熱い応援が必要です! よろしくお願いします。
今日はちょっと長くなってしまいましたが、田川寿美ファンの皆さんは大喜びの昨日の放送ではなかったでしょうか。 プレゼンゼントもありますので、どんどんご応募下さい。