今、私は熊本学園大学の「秋季公開講座」を受けています。毎週土曜日午前10時から正午まで。統一テーマは「ことばの力」です。
やっと時間も自分で使えるようになり、社会人向けの講座を受けられるようになりました。 今日は3回目。テーマは「英語のラブソングを味わう」です。 実は今日のテーマは苦手でした。なぜかというと、(この番組でかかる曲もそうですが)英語の歌は敢えて日本語に直してなど聞くものではない。そんな聞き方をしている日本人はほんの数パーセントに過ぎないから。 雰囲気で聞けばいいんだ。 と思っているからです。案の定、今日選ばれた歌は全て日本語訳で改めて聞いてみると背筋がむずむずするものばかりです。 どうしても日本人の感性と、西洋人の感性とは違うからストレートに意味を考えて聞くと、聞いちゃいられないんです。 「君は僕にとって世界でたったひとりの大事な人」というようなことをイケシャアシャアと言っておきながら、すぐに別れてしまう。 一体あの言葉は何だったんだ!と人ごとながら怒りたくなります。 私にとってはお馴染みの曲を聞いて、疲れました。 英語の授業って今こんなのばっかりということですが、こんな歌詞を使って学生に英語を教えるならば、人間性の違いまで教えて下さい。と教授にはお願いしたいところです。
講義が終わって外に出るともうすっかり秋でした。