♫この実何の実?

数日前のことです。澄んだ青空だけど風は冷たいそんな午後。足元にポロリと何かが・・・。 よく見るとそれは鎧のような硬い皮に包まれた「木の実」だったんです。 「やあ!実がなるんだ!」と嬉しくなって見上げるとその木にはまだいくつか実が残っていました。 夏には木陰を作り流れる汗をひんやりとさせてくれるその木は、・・・・そう鈴懸の木なのです。 わかりやすく言えば「プラタナス」。古い人は「鈴懸の径」と、若い(?そうでもないか)人は「プラタナスの枯葉舞う、冬の道で・・・」と続くシューベルツが歌った「風」 あの歌も1969年に流行ったといいますから、ついこないだのようでもあれから43年経つんですね。 いやー月日の経つのの早いこと早いこと。 人生の儚さを感じたものですよ。 でも、正直嬉しかった。 プラタナスの街路樹は多くても、その実を直に見たって。 しょっちゅう通る道なのに不思議な発見でした。 「歌は世につれ、世は歌につれ」今の歌に、こんな力ってああるんでしょうか? 頑張れ演歌!頑張れ歌謡曲!  でした。
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