下地勇さんのライブはすごくよかった!

ミッキーです。

下地勇(しもじ いさむ)さんってご存知ですか?

僕が初めて彼をみたのは、2年前の「琉球の風」でした。

毎年9月に熊本市で開催されている沖縄音楽のフェスティバルです。

そこで、まったく分からない言葉(たぶん方言)で歌う

彼をみたのが最初でした。

聞くところによると、下地さんは宮古島の出身で、

沖縄本島出身者が聴いても、なにを歌っているのか分からないということで、

すがすがしいくらいに吹っ切れている人だなぁと思ったのでした。

ま、洋楽を聴くときにも、内容は分からずに聴いているわけですから。

メロディやリズム、その他に惹かれたら、そこから、

何を歌っているのか調べるという、辿る道筋はいっしょです。

というわけで、2年前の「琉球の風」は、

BIGINや宇崎竜童さんら錚々たる顔ぶれだったのですが、

個人的にもっとも記憶に残ったのが下地勇さんでした。

2年ぶりにみた彼のライブは、熊本市水道町の「フェリシア」。

今回は、ギターの弾き語りでした。実に良かった。

歌う前に、少人数のライブハウスならではの親近感のなかで、

どういう内容のうたか話してくれるのですが、

やっぱり、言葉は理解できませんでした。

でも、それが苦痛じゃないんですね。それは、

メロディが良いし、歌がうまいし、ギターがうまいからです。

それと、MCが面白いのと、あと、ルックスも良かった。

それに、若くないもの良かった。たぶん、40代前半じゃないかな。

MCからすると、とんとん拍子のデビューなんかじゃなかったみたいなのも、

良かった。ステージング(展開)も絶妙だった。

そういえば、会場の年齢も高かった。

平均すると、下地さん以上だったのは間違いない。

最後は、オリオンビールのCMソング

(2期続けて担当しているそうです)でガーッと盛り上げて、

3度目のアンコールでしんみりと静かに閉めました。

いい2時間だったなぁ。

熊本弁も、あそこまで理解不能だったらカッコいいのに。

また行こう。