いろいろSDGs 永野商店の取組を紹介

第5回 《もっとリサイクル!~永野商店の取り組み~》

とんでるワイドで毎月、最終週にお伝えしている、「いろいろSDGs」

今回は熊本市の「永野商店」の取組をご紹介します!

スタジオにお越しいただいたのは、

株式会社 永野商店の宮地博喜さんと鵜木健士郎さん。

大田黒:永野商店といえば、古紙やプラスチック、ビン類などをリサイクル/リユースしている                    会社ということですが、創業はいつごろですか?

宮地さん:今から60年前の昭和38年に創業しました。
当時からガラス瓶のリターナブルなどに取り組んでいます。

大田黒:すでに60年前から環境問題に取り組んでいたんですね。
“ガラス瓶のリターナブル”とは具体的にどんな作業でしょうか。

宮地さん:県の内外から回収してきた空き瓶を自社工場で選別して
きれいに洗います。その中で厳選された一升瓶を酒造メーカーさんに納めています。

大田黒:鵜木さんはリサイクル事業部門のリーダーということですが
今は色んなものがリサイクルできるんでしょう?

鵜木さん:日本酒や焼酎など、飲料容器も時代とともに多様化しています。
例えばペットボトルもプラスチック製品や服へのリサイクルが
多いのですが、今はボトルtoボトル・または水平リサイクルといって
ペットボトルに再生するのが主流です。
他にもスチール缶は鉄筋の原料にもなるんですよ。

長船:捨ててしまえばゴミですが、きちんとリサイクルすれば様々な原料になって                  循環できるんですね。そのためにも、私たち一人ひとりにできることってありますか?

鵜木さん:一般的なゴミ出しのルールをきちんと守っていただくということでしょうか。

長船 :そうですね。ひと手間を惜しまずごみ出ししたいと思います。

大田黒:皆さんから見て、ごみを捨てる側の意識は変わってきていますか?

鵜木さん:私たちは主に企業が出す紙類やペットボトルなどを
扱っていますが、最近はどの企業もしっかりと分別されていますね。

大田黒:私も最近では、分別するのが楽しくなりました。

長船:私も改めて、ごみをよく見てみます!

大田黒:SDGsが目指すのは持続可能な社会です。                                     自分たちが出したゴミを自分たちで再生・循環できる社会を
目指したいですね。

次回は9月最終週に再び、お送りしますので、皆さん、お楽しみに!

 


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