9月18日放送のゴリけんの九州沖縄ぐるぐるマップ!

今日の熊本からのぐるぐるリポートは

全国い草生産量日本一の熊本から日本が誇る畳文化!

畳の良さを後世に伝えようと取組む熊本県畳工業組合のお二人にスタジオにきてもらいました。

理事長 高尾 和宏さん 副理事長 前田 昌宏さん

熊本県畳工業組合は、様々なイベントを通じて畳の心地良さを知っていただきたいという想いから、県内の有志で1959年に創立。歴史ある敷物文化「畳」を後世に語り継ぐため、小・中学生を対象とした体験教室など、畳の素晴らしさを伝えたり、和室が少なくなっている現状を考え、新しい畳の可能性を広げたりするための活動を行っています。

熊本産のい草から作れた畳表は最高級品といわれ、歴史的文化財の再生でもよく使われています。    熊本城本丸御殿の畳や今日(収録日)も古今伝授の間の畳を組合で張替えました。

現代の住宅において、和室というのは確実に少なくなっていっているような気がしますが、環境にいい、身体にいい、気持ちがいいなど、畳の良さが見直されてきています。
まずは、畳や木や障子などの和風の素材を「昔からの伝統のもの」ということにとらわれ過ぎず、「新しい優れた素材」として考えてもらえればと思います。
洋風のリビングともお洒落にマッチする現代風の畳の提案もしています~。
かおりよし、肌ざわりよし、弾力性よしで、きっと気に入ってもらえると思います。

←上記の畳は高尾理事長発案の「キコイ布」を使った置き畳。きっかけは、テレビの映像である保育施設の赤ちゃんがフローリングでハイハイをしているところを見たことで、そこに是非畳を置いてもらいたいと考え、畳のへりにもカラフルでこどもの肌にも優しい布を使用したものを作り、提案したそうです。

 

 

 

その他にも「畳と椅子」の造語ですが「TATAMiS PROJECT」を企画中。
小さい和室というコンセプトの元、玄関やベッドサイドにも和を感じる新しい畳として提案したいと思っています。来年度はオフィス向けにレンタル畳をしたいと考えています。
畳や畳職人を知らない世代もあり、組合としては体感出来るきっかけを増やしていきたいと考えています。

↓オフィスにいかがでしょうか?リラックスして作業もはかどりそうですね・・

そしてなんといってもそのまま「ごろん」となれるのがいいですね^^

お二人とお話していると畳の使い方のいろんな広がりを感じます。皆さんも畳、是非、興味もって頂ければと思います~。                                 熊本県畳工業組合 (tatami-kumamoto.com)

 

「ゴリなび」では、9月のテーマ「レジェンドに会いたい!」

熊本が誇るレジェンドは、大工歴25年の飯干絢介棟梁 42歳!
国内屈指!ティッシュの10分の1以下の薄さに削るかんな職人の鉋(かんな)屑が〇〇に変身‼

全国トップクラスの大工職人がカンナでけずる「かんなくず」は芸術的な薄さ。
そのままでは捨てられてしまう「かんなくず」にも光を当てたい!という大工棟梁の思いが
花開き、「手仕事の極み」のような一輪の花「kezuriフラワー」になりました!

芸術的薄さと美しさのなかんなくず、そのままゴミとして捨てるのはもったいない!
なにか人の目に触れさせたい!と考えた飯干棟梁。
探しあてたのは、益城町でフラワーデザイナーをしている松下恵美子さん(59)でした。
なんとインスタグラムのダイレクトメッセージで「カンナくずで花を作れませんか?」と
ズバリお願いしたそうです!

カンナくずが薄いため、松下さんが端を持っていないとダメで、2人はお互いの仕事が休みの日に、半日かけてかんなくずを数百本削るそうです。
そのため大量生産はできませんが、一本一本表情が違う希少な花は、
結婚式のブーケやデーブルフラワーなどへの需要が増え、注文はうなぎのぼり。
気になる方は、松下さんの店・益城町のハッピーフラワーのインスタグラムを見てください。


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