4月28日とんでるワイド「いろいろSDGs」

とんでるワイド「いろいろSDGs」
今回はKDS熊本ドライビングスクール代表取締役の永田佳子さんと
香港出身の指導員・温詩豪にお越しいただき、
「外国の方も住みやすい熊本に」というテーマでお送りしました。

温さんは香港のご出身です。中国籍のお客様に教習をしたり、中国人コミュニティに向けての
KDSの広報を発信したり営業をしたりしています。
熊本もグローバル化が進み、外国籍のお客様も多いとのこと
KDSでは外国人の方々が、ここで安心安全に住んでいただく為にも日本の
交通ルールやマナーをしっかりと学んでいただくことが大事だとの思いから
母国語で教えるスタッフを採用しています。そして、2019~2022年までで27か国306名の外国人教習生を受け入れていらっしゃいます。                                    温さんの他にもベトナム・ネパール・ミャンマー・中国語・タガログ語・英語4ヶ国籍6ヵ国語に  対応できるスタッフいらっしゃるそうです。

大田黒:温さん、指導していて難しいと思うことはなんですか?

温さん:今は中国出身の教習生を担当していますが、中国と日本では交通ルールが違います。
日本は左側通行ですが、中国では右側通行です。中国の交通ルールのまま
走行してしまうと、逆走してしまうことになります。
教習する時は、日本と中国のルールの違いを教えながら進めているのです
日本の交通ルールに慣れるまで時間が少しかかってしまうことがあります。

大田黒:温さん、今後はどんな指導員になりたいですか?

温さん:日本にいる外国の方に楽しく免許を取ってもらうことを目指し、
わかりやすく教習生の皆さまをサポートできる指導員になりたいと
思います。また、日本語能力試験のN1を取得すると日本人の教習生に教習が
出来るので日本語を勉強し頑張って取得したいと思います。

大田黒:永田さんは外国の方の雇用についてこれからどんな展開をお考えですか?

永田さん:今のスタッフ全員に指導員の資格を取ってもらいたいと思っております。
益々グローバル化が進んでいきますので、                                外国の方から「選ばれる熊本・働きやすい熊本・住みやすい熊本」を目指して、地域づくりを                皆さんと一緒に進めていきたいと思っています。
今、熊本JICAが有志企業と取り組みをしている「Kumamoto Kurasu」。
海外から様々な人が熊本で「暮らす」、そして「クラス」のように
チーム一丸となって外国人を呼びこんでいく、というコンセプトをもとに活動しています。
ご興味のある方は、ご連絡いただければと思っております。