今回の大雨で考えたこと

TDです。平成24年7月九州北部豪雨災害から一週間経ちました。

被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

前々回のブログでこのような雨災害の体制をとらなくてよければいいですよねと

書いたのですが残念ながら、同様の体制をとることになりました。

随時、道路や鉄道の状況を伝えましたが、

今回大きく違ったのは避難指示、避難勧告を伝えることです。

南阿蘇村や阿蘇市の一部には一時、避難指示が出ました。

実は避難指示と避難勧告、指示のほうがレベルが上なのです。

この情報を伝えるときにまず、避難指示と避難勧告の違いを

説明しなければいけませんでした。

次に避難勧告と避難指示が発令された、解除になったというのが

随時私達に伝えられるわけではありません。

結果的に各市町村に確認の電話をかけることにしました。

限られた人数の中で災害対策にあたっている行政の人々の中に

電話をかけるということは心苦しいものでした。

行政の対応が悪いといってしまうのはある意味簡単なこと。

取材した記者からは自宅が被災しているのに市役所に泊り込んで

被災者の対応をしている職員の方もいたそうです。

そのようなことを考えると市役所に電話をかけて、作業を止めるのが

どうだったかなとも思われます。

この大雨は色々なことを考えさせてくれました。