6月1日から線状降水帯の予測始まる

きょう6月1日から
線状降水帯の予測情報が始まります。
気象庁は去年から線状降水帯が発生したとき
「顕著な大雨に関する情報」を発表する
取り組みを始めていますが、
事前に線状降水帯を予測する情報は初めてです。

どのように発表されるかというと…
▼発表のタイミングは「半日~6時間前
地方単位で発表
熊本県は「九州北部地方」に含まれる
▼気象情報の中で呼びかける
「線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が
急激に高まる可能性がある」という文言で。

ただ、予測精度にはまだ課題があり、
適中率は4回に1回程度。
情報が出ていないときに線状降水帯が発生する
「見逃し」は3回に2回程度と
まだまだ予測が難しいのが現状です。

とはいっても…一昨年の7月豪雨のように
未明~朝に線状降水帯が発生するケースでは、
半日前に情報が出ることで、
前日の明るいうちに避難の準備など
備えることができるようになります。
熊本県は、これまでに何度も
線状降水帯による豪雨に見舞われてきました。
今年の梅雨時期はこの情報も活用してください。

(上の画像は一昨年7月のレーダー画像)