気象庁は、きょう午前10時半に
線状降水帯発生の半日前予測を発表しました。
「九州北部・南部地方で
今夜~あす午前中に線状降水帯が発生して
大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがある」
と気象庁が発表しました。
先月から運用が始まった予測で
発表されたのは全国で初めてです。
「線状降水帯」とは・・・
次々と積乱雲が発生して連なることで、
数時間にわたって同じ場所で大雨となる現象で、
急激に災害の危険度が高まるおそれがあります。
県内では、一昨年の7月豪雨も
10年前の九州北部豪雨も
線状降水帯の発生が原因とされています。
これまでの豪雨災害が起きた梅雨末期と
似たような状況になっています。
九州北部に停滞している前線が
南下するタイミングで特に大雨に警戒。
きょう・あすで特に警戒が必要なのが
「今夜遅く~あす未明にかけて」
局地的に1時間に70ミリの
非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす正午までの雨量は、多い所で250㍉の予想。
線状降水帯が発生すると、さらに雨量が多く
猛烈な雨となるおそれも…
夜中の暗い時間に大雨となりますので、
明るいうちに早めの避難など考えてください。