熊本地震から10年「謙虚に備える」

熊本地震の発生から10年です。
最初の震度7を観測したのが…
2016年4月14日の午後9時26分でした。
最初は何が起きたか分からないような衝撃と
怖さを感じました。

地震発生後、気象台で会見が行われるとのことで、
私は熊本駅近くの合同庁舎に向かいましたが、
その間にも何度も大きな揺れに見舞われました。
14日の午後10時台に
【震度6弱】を1回 【震度5弱】を2回観測。
さらに15日0時3分には「震度6強」の揺れも…

合同庁舎のエレベーターが動かず、
気象台がある12階まで階段を上がる途中で、
「どうして、こんなに揺れるんでしょうね?」と
声をかけられたのを覚えています。
母からも電話で「いつまで揺れるの?」と言われ、
私はそのうち収まるでしょうと返事をして
深く考えることをやめてしまっていました。

謙虚に向き合っていなかったのかもしれません。
先月、熊本地方気象台の方に話を聞いたとき
「謙虚に備える」という言葉が印象に残りました。
そのうち地震は収まるだろう…
最初の地震を上回る大きな地震は起きないだろう
そんなことを勝手に思い込んでいました。

写真は10年前の熊本城です。

気象庁によりますと、10年たった今も
熊本地方は地震が多い状態が続いていて、
熊本地震前の状態には戻っていないということ。
自然を正しく理解し備える…
今後も「謙虚に備えたい」と感じています。