台風3号直撃 各地で暴風に

台風の発生からわずか2日で、
熊本を直撃した台風3号。
各地で暴風が吹き荒れ、被害も出ました。

けさ8時ごろに長崎市付近に上陸した後、
昼前にかけて熊本県の北部を通過。
県内で観測された最大瞬間風速は、
宇城市三角で36.0㍍
天草市本渡で32.7㍍、熊本市で29.0㍍
予想以上の暴風となりました。

これほどの暴風が吹いた要因の1つが
台風が進むスピードの速さでした。
台風の進行方向の右側では
「台風自身の風」+「台風を動かす風」
2つの風が同じ方向から吹き、強まります。
速度が速いということは、
台風を動かす風が強いということ。
その分、風が強くなったのです。

今回の台風3号。
台風の発生から接近までが短かったため、
十分な呼びかけができなかったかもしれない。
台風の勢力があまり強くなかったことで、
私の中でも、
ちょっとした油断があったのかもしれない…
色々と反省の多い台風でした。