運用後初の「特別警報」

大型の台風18号は、午前8時前に

愛知県豊橋市付近に上陸しました。
上陸前から、台風の北側の活発な雨雲がかかり、
京都や滋賀、福井で、
運用後初めて「大雨特別警報」が発表されました。
京都の桂川が氾濫するなど、
各地で、大きな被害が出ているようです。
京都では、2004年10月の台風23号の影響で、
北部を中心に、大きな被害を受けました。
このとき、私は、
京都の舞鶴海洋気象台に勤務していましたが、
わずか9年後に、これを超えるような大雨に見舞われるとは・・・
思いもしませんでした。
さて、今回初めて発表された「特別警報」
先月30日に運用が始まったばかりです。
重大な災害の起きるおそれが著しく高いときに発表され、
数十年に一度の大雨や暴風などに対し、
最大級の警戒を呼びかけるものです。
今後、台風18号は、暴風域を伴ったまま、
関東甲信地方から東北地方を北上する予想です。
まだまだ台風シーズンも続きます。
特別警報が発表されたときには、
「直ちに命を守る行動をとる」ことが必要です。
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