台風21号は、先ほど温帯低気圧に変わりました。
各地に暴風や高潮など被害をもたらしたこの台風
まさに危険なタイプの秋台風でした。
今回の台風21号の特徴は「強くて速かった」
まず、強さについては・・・
「非常に強い」勢力で上陸したのは
1993年の台風13号以来25年ぶりでした。
上陸直前でも「眼」がわかるくらい勢力が強く、
非常に強い勢力で四国~近畿を通過しました。
「速度が速い」のは秋台風の危険な特徴です。
秋の台風は偏西風に乗りやすく、
日本付近で一気にスピードアップします。
このときに怖いのが進行方向の右側での暴風
台風自身の風に「台風を動かす風」が加わり
風がさらに強まるのです。
熊本で「強くて速かった」台風と言えば、
「1991年の台風19号」を思い出します。
非常に強い勢力で長崎県に上陸して加速…
進行方向の右側に入った熊本県は、
熊本市で最大瞬間風速52.6㍍を観測するなど
暴風が吹き荒れました。
まだ台風シーズンは続きます。
秋の強くて速い台風には要注意です!!