けさ人吉市に大雨特別警報が発表されました。
未明から鹿児島県で線状降水帯が発生し、
その発達した雨雲が熊本県の南部にもかかり
激しい雨が降り続きました。
正午前には、人吉市の大雨特別警報は
警報へと切り替わりました。
去年の7月豪雨のように
線状降水帯が熊本に停滞することはなく、
少しほっとしましたが、まだ気が抜けない…
あすも気象状況は変わらず、
梅雨前線は対馬海峡付近に停滞したまま。
前線の南側で雨雲が発達しやすくなります。
前線に向かって南から
暖かく湿った空気が流れ込むうえ、
上空に寒気が入っている影響で、
大気の状態が非常に不安定です。
こういった上空の寒気は、
去年の7月豪雨の要因の1つでもあり、
雨雲がかなり発達しやすくなります。
県内は、あすの未明~朝にかけて
再び雷を伴って激しい雨が降るおそれ。
あす夕方までの雨量は、多い所100㍉の予想。
すでに、きょうの大雨で
地盤が緩んでいる所もあります。
土砂災害などに厳重に警戒してください。