きのう、きょうの青空は、
この5月のなかでも最高かも!?
澄みきった青空で、とてもきれいでした!!
まさに五月晴れといった空ですね~!!
空気もカラッとして、清々しい陽気。
熊本の5月は暑いので、
気持ちのいい五月晴れと言える日は貴重です。
あす以降は、次第に暑さが厳しくなりそう!!
熊本市の最高気温は、あすは29℃の予想。
金曜・土曜・日曜は31℃の予想で、
この週末は「真夏日」が続きそうです。
ただ、朝はまだひんやり…
あすも朝と昼の気温差には気を付けてください。
きょうは空を見るのが楽しい1日でした。
朝から虹色の現象がいろいろ!!
まず、けさ見えたのが「幻日」です。
太陽の右側に虹色の光がはっきり!!
太陽が昇るにつれ幻日の位置も高くなり、
右にも左にも、きれいに見えました!!
朝~昼まで長い時間見えたのが、日のかさ。
よく見える現象ですが、きょうは特にきれい!!
そして珍しいのが「環水平アーク」
水平にのびる虹色の光の帯。
阿蘇で撮影された写真をいただきました。
「幻日」も「日のかさ」も「環水平アーク」も、
上空の薄い雲の中にある氷晶で
太陽の光が屈折して虹色に見える現象で、
天気が崩れる前触れとも言われます。
このあと県内は天気下り坂…
あすの午前中は、雨が降る見込みです。
平成最後のきょうは雨の1日です。
新緑がきれいですが、空はどんより。
平成を振り返ると、自然災害の多い時代でした。
熊本でも・・・
・平成2年 7・2水害 阿蘇で土石流
・平成3年 台風19号 暴風で甚大な被害
・平成11年 台風18号で高潮災害(不知火町)
・平成15年 水俣土石流災害
・平成24年 九州北部豪雨
・平成28年 熊本地震
このほかにも大雨には毎年のように見舞われ
以前より雨の降り方が激しくなってきたことは
平成の気象データが物語っています。
一方で、この平成の約30年間は、
気象衛星や気象レーダーなどの観測技術も
天気を予報する技術も、
大きく大きく進歩した時代でもありました。
私にとっての平成は、小学生から今に至るまで。
平成のはじめの頃の自然災害が、
気象に興味を持つ大きなきっかけとなり、
今の気象予報士という仕事に繋がっています。
あすから始まる令和。
これからも平成の災害の教訓を
しっかり生かしていきたいと思っています。